2019年07月13日

やりたいことと出来ること


先日、もう忘れられたかもしれない手びねり豆皿についての動画をアップしました。


100グラムで100ミリ以上のサイズになるように作りましょうと数値目標をだしたわけですが、出来ましたでしょうか?

その豆皿がどれだけ収縮して、重さがどれだけ変化したのかを確認してみるなんてことも案外と重要だったりします。

そんなこと思いついたこともなかったという方もいらっしゃるかもしれませんね。


この豆皿は今後さらに釉薬のテストピースにしたり、下絵や上絵の練習台になったり、ぐい呑みよりも重宝します。

以前も動画でお話したことがありますが、わたしは過去嫁にぐい呑み禁止令を出されたことがあり(笑)、豆皿を代わりとして作っているとか、いないとか?

手びねりであれば自宅でも可能ですし、訓練や指の感覚を鍛えるのにも役立つと思います。

やりたいことをやるためには、こうした地道な出来ることの幅を広げていくとよいと思います。




手と窯と、ほんのちょっとの知識があればいいんです。


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2019年06月26日

牛ヘラにチャレンジするのだ


村上金物店に行けばとりあえず何か買ってしまうイノウエです。

昔初めてまじまじと吉田さんのロクロを見せてもらった際に、牛ヘラを即買い。
ところがまったく使えずお蔵入りしていましたが、今回引っ張り出して改めて挑戦してみました。

まぁ〜出来ない!
それでも試行錯誤して、改めてもう一度動画を見たら、少し入り口がわかりました。

これからも楽しくロクロを回していきます!



posted by inoueseiji at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年06月24日

ロクロに憧れて


先日講座の最後に少しだけ時間が余ったので、受講生のみなさんに
「どうして陶芸をやってみようと思ったのか」を聞いてみました。

すると圧倒的に9割以上の人がロクロに憧れてと答えられたので驚きました。

いつもロクロの前に窯を買うのだ!と言っていましたが、たしかにわたしもロクロに憧れて訓練校に行ったと思いますし、1科の男子でロクロを競い合ったのも本当に楽しかった。

地味ネタは伸びないなぁといつも思っていましたが、みなさん憧れの電動ロクロに絡めた発信を改めてしていこうと画策しております。ということで、とりあえず第一弾をアップ。

順次作っていきます。

posted by inoueseiji at 18:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年06月12日

紹介動画ニューバージョン

K-240Cの紹介動画を改めてアップしました。
よろしくお願いいたします。


現在価格は送料・付属品、税込で
243,000円です。
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2019年06月11日

ラインでの窯焚きサポート


遠方の100X電気炉のお客様。
その方の持ち物ではないですが、ガス窯の焼成をすることに。
かつてわたしが働いていた大沢ガス炉商会製の0.2㎥。
写真を見るとまさにわたしがフレームを作ったものでした。

他にもいろいろと縁がありサポートすることに。

ご要望によりラインで連絡を取り合うことになりました。

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やってみれば非常に便利ですね。
こちらでも焼成グラフをつけながら順調に初めての本焼還元焼成は進みました。
すべての陶芸炉販売者がこの程度できるようになるといいですね。

わたしを鍛えてくださった初代大沢社長も共栄電気炉製作所の牛田社長も、徹夜で付き合ったり遠くまで赴いたり、早朝や深夜でも学生の窯焚きの面倒をみたりしていました。

この感覚、わたしにはあります。

しかしリアルが弱くネットが強いと無理ですよね。
あくまでネットやSNSはリアルの充実のためにあるべきです。







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2019年06月08日

電気炉の可能性


わたしの受講生の最年長のKさん。
現在94歳です。

米寿になったから好きなことをしようと私の講座を受講されてもう6年。
電気炉を造ったのは91歳の時。

今では自分で灰を作り、釉薬を作られています。
また今回は電線の銅から銅ヘゲを作り、緑釉を作りました。

ほとんど織部釉ですね。


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やきものは総合的なものづくりです。

どんなに小さくても自分の窯が必要だと仰っていました。

決してネガティブなことを言われず、未来のお話をするKさん。
すぐに歳のせいにする70代と49歳がいつも反省しています(笑)。




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2019年06月07日

新しい電気炉を導入


知人が運営しているジュエリー関係の学校にこれまで使用していた100V電気炉を譲ったので、あらたにK-2430Cふくおか陶芸窯仕様を導入しました。

K-240Cよりも炉内高さが50ミリ高いです。
価格は付属品付き・制御装置変更・送料込みで264000円です。

100Vでここまでのサイズが可能になるとは学生時代には考えられなかったことです。
便利になったなぁ。

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2019年05月19日

謙虚であることは難しい



いつの間にかわたしも49歳なんて歳になってしまいました。

自分なんてまだまだダメだなぁと思っていましたが、発信する責任はあると思いますし、小さくても努力は続けて、プロとして恥ずかしくないようにいたいものです。

自分の父親や梶田さんが、その年齢の頃はどうだったかなぁなどと思いを巡らせてみたりしています。
わたしよりも若い方に教えていただくこともたくさんありますし、もちろん逆もあります。でも最近は若い方に教わることが多いかもしれません。


大切なのは揺るぎのない自信と謙虚さでしょうか。

とはいえ、分かったつもりになっている自分をよく発見します。
経験年数なんて本当になんの意味もないと思わされています。

ゼーゲル式もそろそろあやしくなってきてますし、化学の素養は中学生レベル、英語も話せませんし、でっかい壺もつくれません。窯にいたっては大沢社長や共栄電気炉製作所のみなさんの足元にも及びません。

それでも確実に出来ること、確認したこと、知っていることはあり、自分の守備範囲はなるべく誤差の無いように把握していきたいと考えています。

受講生のなかには電気炉本体どころか、その制御装置まで組み上げた方もいたりします。
本当に下手なことは言えません(笑)。

知らないことを知って、それを知る努力は続けたい。
そして次の方へのバトンとしたいですね。

ひとつオッサンになってそんなことを考えました。

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吉田さんの色見はわかりやすい!


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2019年05月17日

程度良好・中古ガス窯情報です★0.2㎥ 台車なし






福岡県にあるガス窯の中古情報です。


かつてわたしが設置したものです。

平成19年製(2007年)の大沢ガス炉商会製造の0.2㎥です。
アマチュアの方がわたしの指導のもと使用し、本焼・素焼合計で37,8回しか使用されていません。

大きな倉庫の中で運用されていましたので傷みはほとんどありません。

本体価格 55万円(税別)

エントツ・棚板・ツク・熱電対・温度計・補償導線が付属します。



搬入設置費は別途かかります。

重量・寸法などについてはお問い合わせください。
(設置場所はおおよそ6畳程度のスペースが必要です)

見積は無料です。




★写真からの変更点について

設置後にリペイントいたします。
ガス圧計は新品に交換いたします。

焼成指導はわたくしが責任をもって立ち会い、設置後もフォローいたします。





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設置工事については動画を参考にされてください。




posted by inoueseiji at 15:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年05月10日

やっぱり乾燥ですね。

太陽がいっぱいで最高の気分だ。



これからの季節にもってこいのノウハウかと思います。
シーサーを作っているところ、博多人形師、津屋崎人形工房にも伝達済みです。

あとはみんなで広めていきましょう!
posted by inoueseiji at 14:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年04月19日

怪しい鑑定団はあてにしないでね

久しぶりに来た友人の無茶な頼み。
しかも動画にしぃよ〜と言われて深夜に撮影です。

結果としては面白かったし、彼もすっかり器への見る目が変わって大事にしていくとのことでした。
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2019年03月29日

ヨーダじゃなくてクワイ=ガン・ジンだった!

陶磁器フェア2019に出展されたみなさま、お疲れ様でした。
たくさんの器を見て大いに勉強になり、また刺激を受けました。

買わせていただいた方々、大事に使わせていただきます。

posted by inoueseiji at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年03月02日

ロックスピリッツなのよ

わたしも最近こういう形態での活動は無理があると思います。
先日の展示会のさいにもギャラリーの方から「○○会のxxさんですよ」なんて紹介された画家の方がいましたが、正直その団体は知りませんでした。

正直に、わたしは不勉強でしらないのです、と告白すると、スマホで作品を見せてくださいました。

そういうこと。




日本の端っこでそれぞれ同じようなことを言っていますね。

面白いです。

変化を感じますね。

posted by inoueseiji at 09:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年02月19日

やきもので年金を守る話


動画はエグい内容になったのでボツにしてブログ記事とします。

これまで受けた相談の中で、本音はこれなんだな、というお話が数件ありました。

いろいろと理屈、理由があるのでしょうが、みんな好きなことしてお金も稼げればいいかな、ということでしょう。けれどそんな甘い話はありません。

そもそも高い技術や知識を持って取り組んでいても陶芸作家として生活出来る人はほんのひと握りです。売れっ子と言われるような人でも売上が数百万円という世界です。年収ではありません、売上です。

悠々自適の生活を送り、好きな陶芸をして、経費分ぐらいは売れて、たまにはちょっとした売り上げがある月もある。

そういえば好き放題に暮らしているのに、年金には全く手をつけていない状態が続いているなぁ。

いいですね、そんな生活。


それが実現するほど甘くありません。
それならば陶芸家だらけということになってしまうでしょう。

どこかの自治体を巻き込んで資金を確保しようとしたり、高齢者の施設で作陶させて、その売り上げを目論んだり、これまで様々な話や相談を受けましたが、本当に甘く考える方が多いのには驚きます。

自分で窯を焚くこともできない、釉薬の成り立ちや調合方法も知らないし、経験していない。菊練りさえまともに出来ていないのに、どうしてそれを還暦を過ぎて仕事にしようと思えるのか、わたしは理解に苦しみます。

商社で営業職だったわたしの親父も、定年後に飲み屋をしたいと夢想していましたが、おふくろに止められました。それでも開業に必要な資格取得や申請は行って、メニュー開発や原価計算などはしていたようです。流行の最初期から蕎麦打ちもしていましたし、そもそも料理好きでした。それでもちょっと無謀かなとわたしも思っていましたが。



高齢者のための作業所をつくりたい、という話など、昔の精神科の治療法で陶芸をしていたことからの誤認されたイメージなのでしょうか。リハビリならまだしも、なぜ現金収入のための手段が陶芸なのか理解に苦しみます。

素人の高齢者集団が売り上げを確保したいなら、ほかにいくらでも方法があります。材料の取り扱いが難しく、技術習得にも時間がかかり、乾燥や焼成などの不確定要素が多い陶芸はリスクが多すぎます。

また、自分でお金を払っていない設備や材料をどれだけ人が粗末に扱うかも経験していないから分からないようでした。

わたしなら、みんなでアクションペインティングやアクション書道みたいなことをワイワイと作業着汚しながら運動やリハビリとして楽しんで、それを素材として切り取りながらデザイナーなどとTシャツや文房具などのアイテムを開発して販売するのが一番いいとその場で思いついて話しましたが、とりあってくれませんでした。



極端なことを言えば陶芸は馬鹿にされています。



料理の経験のまったくない経営者が、素人の高齢者を10名ぐらい集めて料理屋を開き、経費プラス一人あたり二、三万円の利益を確保するなんて、あきらかに無理ですし、まっとうな修行をしてきた料理人を馬鹿にしていると思いませんか。


だけど陶芸ならいけそうだな、と思う人が多いのはなぜでしょうか。


わたしの周囲で中途で陶芸作家になれた人はみな会社や役所を辞めた人だけです。
案外と高収入だった方も多かったからか、元の収入に届いている人はいません。

しっかりと定年まで働いて退職金ももらい、それから年金ももらいながら陶芸を仕事にするなんて、そんな甘い考えはやめましょう。その年金の原資をどうにかこうにか払っている陶芸家に恨まれます(笑)。

人の作品を見ても、こんなの俺でも作れるぜ、と思うタイプの方が多いのでプロの作品を買うこともありません。手元に無いので人と自分の作品の比較検討なんかしませんから、ここからすでに悪循環のはじまりです。

自分がこれまでの人生で器に使った金額以下でしかその人の作品は売れません。

脱サラしていないと、この感覚がわかりません。最初は投資したお金や時間しか回収できません。そしてそれは金額ではなく、割合です。

年収150万円の時に買う3万円の器や1万円以上の専門書の重みです。サラリーマンで1000万円もらっていた人の感覚でいけば2〜30万円ぐらいの茶碗とか10万円ぐらいの書籍やセミナー代の感覚です。

そのお金が出せない若い時なら勉強として薪窯の手伝いをするとか、数年修行に入ることなどです。


別に何歳から何をしても良いと思いますが、そういう方こそプロのものを手元に置き、自分も公募展などで客観的な評価を固めたほうが良いと思います。プロだって落選することはありますが、基本的な部分が欠如していれば、まず公募展などで評価されることはないはずです。

プロはみんなそんなことをしてきたのです。
それでも夢破れて辞めていくほうが圧倒的に多い。

はっきりと申し上げますが、はじめから陶芸教室の先生になりたかった人など皆無だと思います。

まぁそういう人も中にはいるのかもしれませんが、わたしは違います。ましてブログや動画での発信など、やらないで済むならやらなかったと思います。

理想通りの人生だったら、そんな暇もなかったでしょうし。

陶産地であれば、なんだかんだと陶芸っぽい仕事やバイトがありますし、周りもそういう人間ばかりいますから何となく過ごせてしまう。

しかし突然福岡県の実家に戻ったわたしは、あまりにも周囲と自分の感覚がズレていることに当初戸惑いました。

そして自分の経験と知識がどこにも役に立たずに廃れていくことに恐怖心を覚えました。

これまで人生をかけて取り組んだことはどうなるのだろう。




あの山で延々とレンガを運んで最後に指を潰しかけたこと

溶接の火花が目に焼き付いて頭を押さえつけられて手術されたこと

ゼーゲル式がわからずに毎日電卓と本を持って苦しんだこと

仕事で見たあの絵具工場の寂しい風景のこと

相馬焼の民宿の晩御飯のこと

あの煙突の先に見えた富士山のこと


やきもの業界からの発信の少なさが人の夢を砕きつつ、別な人に安直な夢を抱かせているのかもしれません。


わたしは発信します。








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2019年02月06日

展示会初日の反応

初日はどうかなぁ〜と思ってましたが、案外とお客様は来てくれました。
地元新聞の紹介もあって、YouTubeの人ですね!と声を掛けてもらうこともありましたよ。

また、偶然入ってこられた方が窯に興味を持って、説明をして見積今度してください、なんてこともあり、まずまずの感触です。

やはり実機を現場に置いて説明することと、タブレット(親父の)で動画を流しているのは良かったです。
今日も11時から頑張ります。

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(アクションロクロ倶楽部!)
posted by inoueseiji at 07:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中