2013年06月26日

楽焼でお迎え


今月の初めに、姫路から大学の同期、A君家族が遊びにきてくれました。

そんな嬉しい時には楽焼をするようにしているわたしです。時間があれば作るところからやってもらうんですが、今回は予定も一杯の一泊二日、焼成だけを体験してもらうようにしました。

A君には薬かけと焼成をやってもらいました。素地は前日に素焼きしておいたぐいのみ。楽釉薬は白と黒の二種類を用意しました。みんなで博多観光をして戻った夕方、アトリエに案内して手順を説明します。だいたいのイメージが伝わったところで、火を入れておいた自作の楽焼窯の様子をチェック。炭を足したりしておきます。

薬の説明をし、窯の炎でどう変化するのか想像してもらいながら、薬を塗ってもらいました。掛け分け風にしてみたり、重ねてみたりと試行錯誤のA君です。

塗り終わったらドライヤーで強制乾燥。釉薬の水分を飛ばします。この辺がイノウエ流。そうこうしているうちに窯の方も準備が整ったようです。窯は七輪を立派にしたようなレンガ製の自作窯。蓋の隙間から中をうかがうと、もう炎は十分です。

まずはわたしのぐいのみから入れてみます。吸気口の部分から団扇でゆっくり空気を送り込みます。これもイノウエ流です。ドライヤーで送風すると一部分だけ温度が上がってしまうし、なかの熱気も吹き飛んでしまうので使用しません。団扇、これがベストです。まあ窯の構造もあるんですけどね。

十五分ほどで真っ赤に焼きあがったぐいのみ。ハサミで取り出してカンナ屑を入れた植木鉢に入れます。するとボッと炎が上がるので、棚板で蓋をして強制還元状態に。このままなるべく低い温度になるまで冷まします。アメリカン楽の技法ですかね。ルーツは定かではありません。上手くいくと釉薬によってはラスターな雰囲気になることもあります。普通の白薬でも貫入が黒くなって、いい感じです。

さてA君です。ぐいのみを二つ塗ってもらいました。一つづつ焼いていきます。
窯に入れたら団扇でパタパタ。蓋の穴から中をうかがいつつ、慎重に焼成していきます。真っ赤になったら頃合です。ハサミで取り出し、カンナ屑で還元させます。慣れない作業も順調にこなし、二つのぐいのみを焼き上げたA君、かなり喜んでくれました。そのまま宴会に突入したのは言うまでもありません。自分で焼いたぐいのみで呑むと、酒が美味い!ふたりでいい酒を呑みました。

大切な人が来たときには、こんなおもてなしも陶芸家っぽくていいかもしれま
せん。おすすめです。



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2013年06月03日

上園遺跡現地説明会

今日は須恵器生産工人集落の現地説明会がありました。

この遺跡は6世紀中ごろから後半の集落で、須恵器生産関連遺物(焼き歪んだ土器・焼成不良土器など)や粘土を貯蔵・保管していた竪穴住居・土抗、ロクロピット、工房と考えられる建物などが確認されています。複数の窯跡からも近く、これはかなり貴重な遺跡です。

わたしの家から歩いて5分ほどのところです。

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