NHKさんの忖度により、あの弟子の子は辞めて旅立つということになりましたね。
ちょっと嫁とホッとしているイノウエです。
さてさて。
穴窯の初窯。
見事に失敗でした。
薪窯を持っていないわたしだから言える話を少ししたいと思います。
穴窯での灰被りをとろうとすると、実際には1200℃を超えた所から何日間引っ張るかというところが勝負です。
1200℃になったから無事終了、というのは我々が現在行っている焼成に近いわけで、灰被りには程遠いわけですね。
だから織部を登りで焼くよりも、焼き締めで灰被りをとる時の方が焼成日数は長くなります。
そのために尋常でないぐらい薪を使用するわけです。
ドラマのために実際に窯を造って焼成したという情報はとあるところから入ってきましたが、それが今映っている窯なのかな?
だとしたら結構工夫された窯のデザインのような気もします。
棚板ないのかよ!というツッコミが聞こえてきますが、本来の穴窯はあんな感じだったと思いますが、その割には天井が高すぎるというか、作品が小さすぎるともいえるというか。まぁドラマですからね。
それは今後の仕事の方向性で変わるでしょうし、もしかしたらモデルとする窯の最終形態を最初からドラマでは造ったのかもしれません。これは想像ですけども。灰被りを狙う、ガチな穴窯で仕事をされる人はもっと低い蛇窯のような形のものを使用していたのかもしれません。
灰被りなら5日とか一週間、志野なら80時間とか、ある程度の基準はあって、実は1200℃からどうするかが薪窯では重要な気がします。焚き手としての経験はある程度ありますが、残念ながら自分が製造に関わった、いくつかの薪窯の焼成をする機会はとうとう持てず、ここでの意見は、あくまでもわたしの勝手なブログ記事ということでご了承ください。
灰被りなら5日とか一週間、志野なら80時間とか、ある程度の基準はあって、実は1200℃からどうするかが薪窯では重要な気がします。焚き手としての経験はある程度ありますが、残念ながら自分が製造に関わった、いくつかの薪窯の焼成をする機会はとうとう持てず、ここでの意見は、あくまでもわたしの勝手なブログ記事ということでご了承ください。
薪窯にしても、ガス窯にしても、はまりだすと時間の感覚が一般人と変わってくるので、これからさらにヒロインはのめり込んでいくことでしょう!
目指せスカーレット!