9時から5時までをデフォルトとして仕事している方々は、深夜に仕事している人や、3交代で働く人、水商売の方々などを心の奥底では見下しているのか?と思うことが多いイノウエです。
駅前のスナックで働いています、ゲームセンターの店長です、そう聞いて勝手なイメージを抱きがちなのが我々人間でしょう。実際には地域おこしの役員をされていて表彰されたり、Eスポーツの普及に尽力されていたり、イメージとは大違いだったりすることのほうが多いんじゃないかな。
じゃあ陶芸家とか陶芸ユーチューバーと聞いた国家中枢の方々は、どんなイメージを我々にお持ちになるのでしょうか?
まぁどう思われようとそんなに税金納めてないからいいけどさ(笑)。
焼鳥屋のカウンターで愚痴るような話は置いておいといて。
昨年のコロナ禍の中あらたな展開を成功させて高い収益を上げたような製陶所さんもあると聞きます。
個人の作家さんでも、コロナになんの影響も受けていない方、逆に海外への販路が伸びて可能性が広がった方もいるそうです。
その反面、フェアやイベントの中止に大きな影響を受けた方、廃業を考えた方も多かったでしょう。
わたし個人の予想と考えですが。
下手すれば5月の連休、もしくはお盆ぐらいまで、いまのこの状況は続くと思っています。
当然オリンピックはないし、007の新作はスクリーンで観れない可能性もあると覚悟しています。
個人事業主としてはそれぐらいのネガティブ予想をしておきながら、
「まぁ、どげんかなるくさ。」
と焼酎のお湯割りを呑むしかありません。
わたし個人の感覚ですが、コロナ禍である程度年配の方もネットでなにかを購入することへの抵抗感や不安は大幅に減少したのではないかと感じています。
ふくおか陶芸窯の1月現時点でのお客様からのお問い合わせは、前回の記事にも書いたように、明らかに例年と違います。
仮に弊社の2021年の売り上げが超絶上がるとします。
そうなると3年後や5年後はどうなるのか。
需要の早弁状態になっているのではないか?
(そんな経済用語はない)
なんてことを考えるのですが、数学は常に2でしたので考えるだけ無駄。
渋いイノウエの取る対策は
お湯割りを呑むだけ
だったりします。
まぁこれまでの人生を振り返れば、予想した通りにも、思い描いたようにもなりませんでしたから、「馬鹿の考え休むに似たり」だと思っています。
それよりもシンプルに目の前のお客様や関わる人々に正直に生きていくしかありません。
そして決してぶれないことです。生まれてきたからにはアナタのお役に立つしかないということでしょう。
私はやきもの、陶芸の世界に育ててもらっただけではなく、今の仕事もたくさんの方々の役に立つ発信を、観たり読んだりして作陶に自信をつけた方々からお問い合わせをいただいているのです。ありがたいことです。
ちょっぴりションボリすることも書きましたが、わたしはブレずに仕事を続けていきたいと思います。
(いらぬテストをして自分が勉強しなおす羽目になった)