いつも大変お世話になっております、イノウエです(笑)。
先日の熱伝導率の話、実は熱伝導のほうだろうが!というツッコミと、その素晴らしい補足記事をつくばセラミックワークスさんに書いていただきました。
まずは下のリンクをご覧ください。
別ウィンドウで開きます。
ジャグリングも作陶もイノウエが足元にも及ばない福田さんのホームページ https://tcworks.blogspot.com/
【該当記事】 素焼きで底が割れちゃう!割りたくない! さて? 第一部
そもそも人間としての基本OSがわたしとは全然違う、イノウエの三大抑止力の一人である福田さんのツッコミと、この記事には正直ありがたく、内心ホッとしております。
梶田絵具店さんのYoutubeもそうですが、わたしの話でまぁまぁ信用できるのは窯の話ぐらいということです。
それでもレベル低いなりに一所懸命に発信を続けていくことで、
「ちっ、しょうがなぇなぁ〜イノウエは〜!」
と忙しいプロも腰を上げてくれるということなのでしょう。
「ちっ、しょうがなぇなぁ〜イノウエは〜!」
と忙しいプロも腰を上げてくれるということなのでしょう。
本当にありがとうございます。
シリカと珪酸の使い分けも結構適当なオジサンですから、優しい目で見守っていてください。
熱伝導と熱伝導率がぐちゃぐちゃな記事を書いたことを反省もしますが、両方について伝えたかったことも事実であり、下手なロクロ動画をいくつもYoutubeで野晒しにしているように、先日の記事のタイトルもそのままにしておきたいと思います!
カッコつけて「馬鹿が専門用語を使うとロクなことはない」という悪い見本としてご記憶ください。
また棚板の熱伝導率が粘土と大きく異なるという点においては、焼成時にそこまで気にすることはないかもしれないと山内陶料さんをはじめプロ数人の方の助言をいただきました。ありがとうございました。
それでも築炉や焼成技術の視点からみるとレンガが耐火断熱レンガになっていったように、あの土のまな板のような窯道具から、カーボランダムに置き換わっていったことで焼成時間の短縮や均一な熱分布などが可能になったのは間違いないと想像しています。
早く焼成しようとすればいくらでも可能なのが現代の窯炉でしょう。ゆっくり行うほうが難しいという部分もあるかもしれません。素焼きも韓国の人が驚く8時間800℃はじつはもっと長くてもいいのかもしれないし、形状によっては韓国バリにゴリゴリと攻め込んでもいいのかもしれませんね。
(勝手に画像を転用するのはイケないルージュマジック)
さてさて話を戻して。
素焼き、もちろん本焼きでも、モノによっては棚板の上直接というのはあまりよろしくないことがある、そういうことを知る方が増えただけでも素晴らしいことだと感じております。
実際に大物の素焼きの窯詰めは、より土の団子などを底につけて浮かせたりしますし、同形の器を重ねるにしても密着が強い形状であれば、隙間ができるようにやはりより土や断熱ウールの切れっ端を挟んだりすることがあります。
わたしのブログ記事で書いたように、棚板の上に大物をベタ置きすると、作品と棚板の熱の差が大きくなりすぎるのか、単に温度の上がりが悪くなるだけなのかはわからないとしても、次の福田さんのアドバイスこそ最強でした。
焼成の基本は「出来る限り品物全体一様に熱を伝えるほうがいい」のハズ!
とのお言葉ですので、みなさん額に入れて窯場に飾っておきましょう(笑)。
わたしのブログ記事は経験則からの発信でしたが、次回の福田さんの記事は窯詰めの具体例を示してくださるようですから、楽しみにしておきたいと思います。
またこれを機に、つくばセラミックワークスさんのページのメニューから興味のありそうな記事をいくつか読んでみてください。
内容も素晴らしいですが、福田さんの文章がそもそも面白いんですよ。
イノウエは、このネタについては動画を作成中でしたが、即ボツにします!
だって全然まとまらなくて撮りなおしてばっかりでしたから。
単純に窯詰め動画を考えていきたいと思います。
単純に窯詰め動画を考えていきたいと思います。
あぁ〜良かった!
イノウエは基本一発撮りなんです。
一発で話せないことは「腑に落ちていない」という判断と、「面倒くさい」という理由からです。
福田さん、今回も本当にありがとうございました。
第二部にも期待しております!