2022年04月27日

オジサン二人が「あ〜」って言っている動画


天草陶石からなる色見は、温度があがるほど白い。

わたし自身にとってもみずからの操作で1300℃を超えたのは初めてでもあり、良い経験になりました。
色見、温度計、ゼーゲルコーン。

それらを正しく用いてこそ、ですし、大沢ガス炉商会の窯だから、というのもあると思います。

窯出しが楽しみですね。
posted by inoueseiji at 06:51 | イノウエセイジの頭の中

2022年04月22日

最近だとメルカリでメモリ購入したぐらいか?


とりあえず「窯」を「釜」と書いている人を信用してはいけません(笑)。

また、これはアリかな、というものでも価格が高すぎるきらいがあります。
まぁ大体そういうものは入札もされているし、メルカリだったらプロっぽいひとのコメントや交渉が入っていました。

いずれにせよ、アナタがたのしいやきものライフを送るのであれば、わたし個人はオークションはオススメできない。

わたしは昔結構出品したり購入したりしましたが、窯関連のものを購入したことはありません。
また販売もコチラの素性がわかっていた方が購入したようなところもあると思います。




posted by inoueseiji at 07:44 | イノウエセイジの頭の中

2022年04月14日

サイズは難しいですね

わたしの作品上の師匠であるKさんは、いきなり1㎥を設置してスタートされました。
いまもその窯は元気に稼働しておりますし、そのサイズだったから出来た作品もたくさんあったようです。

とはいえ、単純に計算すれば炉内の有効寸法が1×1×1メートルのガス窯、実際には幅が約2メートル、奥行きも2.5メートル、高さも2メートルほどあり、台車式のシャトルキルンです。その設置場所のイメージとしてはまぁまぁのサイズのトラックを駐車できる程度の広さが必要になります。

焼成時間もそれなりに長くなり、燃料費や窯詰めまでの仕事量やリスクも大きくなっていきます。この窯で一窯パァとかあったそうですから(笑)。




40年以上前であれば、そこまでアマチュア向けのガス窯はなかったというか、工業炉をメインにしている製造メーカーだっとすれば、感覚として1㎥は小さいというのもあった時代です。

サイズによるマウンティングもあったし、わたしもそういうことを言われたことがあります。
まぁ窯造れないヤツがいくらほざいてもなんとも思いませんが、いい気持ちはしませんよね。

これからという方に申し上げたいのは、窯のサイズで無理をしない、できるところからスタート、で良いということです。

以前、梶田絵具点の梶田さんも100Vの電気炉で二年頑張ればそいつは大きく進化する、みたいなことを言われていましたが、まったくその通りだとわたしも思います。

サイズで無理をせず、いつでも焼成できるというスタンスをもっておくことが、結果として早道だと思います。

無理をしてでっかい窯にして年に二回しか焼成しないよりは、毎週実験的な焼成を小型炉でしている人のほうがレベルは上がり、プロにもなれる可能性が上がります。


大切なのは焼成することですね。
なんて、一番焼成していないワタシが言ってるんですが。


posted by inoueseiji at 05:03 | イノウエセイジの頭の中

2022年04月11日

プロになる気ある?


無知な言いたがりのおかげで100V電気炉のヒーター線はすぐに切れると思われているようです。
まぁ、アマチュアはびっくりするわな。

そもそもプロはアソコの買わないんで。
ロクロとタタラマシーンはおすすめするけどね。

誰がどうやっても100回も持たない素材を使っているんだからしょうがないよ。
窯選べない層にブランド名で販売しようってことなんだろうし。

製造メーカーでは動画について会議したなんてウワサもあるけど、そっちも窯に手を出すならもうちょっとやることあるんじゃないですかね。むかしからロクロ回せる営業マンは1パーセントぐらいいるみたいだけど、窯焚ける人いないじゃん。だから海外で造ったり輸入したりするんだろうし、100Vに関しては設計もあんな感じなんだろうね。

プロになる気があるとして、そのスタートラインでマシンがそれならゴールは見えているって。ましてや中古探してます?
ホンダとかヤマハの隣に聞いたこともないメーカーの年式不明の中古マシンで並んでませんか〜。今のマシンはコンピュータで制御してるけど、その中古はまだキャブレターなんだね。

F1とかでもサポートメーカーとかタイヤメーカーが変わった途端に表彰台のメンツが変わったりするという場面を昔はよく観たけれども、ドライバーが早いだけじゃないんだってびっくりしたよね。機材の差が大きいということでしょう。陶芸作家もある程度がんばってきたのならば、そこまでおおきなテクニックの差はないと思うんですよ。つまり誰ががやれたことはアナタもやれる可能性が非常に高いんです。

だから大切なのは、その仕事のキモになる機材や道具があり、これだけは絶対に押さえておくべき基本があるってことを理解しておくことです。急がなくていい。

それをしないで成功するわけがない。

でもね。

飲食店をオープンするのに居抜きで中古の設備でもいいじゃないですか。
コストも抑えられるしね。

でも包丁まで中古はイカンやろ。

ましてや目玉焼きぐらいは作れるようになってオープンでしょうし、包丁の研ぎ方はマスターしましょう(笑)。

マスターするのに時間がかかるようなら長生きすればいいと思いますぜ。





焼いたものが勝ち、やったものが勝ち。



(LEVI'S衝動買い)
posted by inoueseiji at 08:10 | イノウエセイジの頭の中

2022年04月08日

江頭と長渕の後輩ですが何か?



動画は気がつけば300本を超えていましたが、まだまだ陶芸の世界の方に認知されていないというのがわかりました。
基本に立ち返って、窯のことをお話していきます。

わたしも築炉業界では最底辺におりますが、使い方ぐらいはお伝えできます。
テクニックを教えるべき場所でセンスとか才能とか言うことが美術や工芸の教育では多いようです。とくに美大ね。

その前があるってことでしょうが。

道具や絵具、溶剤、さまざまな機材の存在を知らないと、21世紀のご時世に「米の研ぎ汁で煮て目止め」とか言う20代が出現してしまいます。

わたしは毎朝5時前後におきておりますが、家族と朝食などをして朝ドラ観て、なんて中でいつも30分ほど空き時間があります。ネットをチェックしたり本をペラペラめくったりしておりましたが、その時間に撮影していこうと考えております。

今後ともヨロシク!




posted by inoueseiji at 07:21 | イノウエセイジの頭の中