(経済産業省と厚生労働省の陰謀)
低圧電気取扱特別教育を受講して電気がらみの資格や修了証が4つに。
ほぼこれで現状の仕事をカバーするものはコンプリートではないかと思います。
(電気ブラン一気飲みは受講済)
電気には電験や第二種の上に第一種がありますが、わたしの仕事でそれらの資格が必要になることはありませんし、受験資格も得ることができないものもあります。
将来ヤシマ作戦(エヴァです)に駆り出されても、ケーブル捌きあたりをやらされる程度じゃないかなと思いますので問題ないでしょう。
資格者証も増えたので確認してみるとちょうど10種類です。
(福岡の住所に書き換えたやつは同じ写真)
中にはボ〜っと座っていれば貰えるものもありますが、意外と勉強が必要なものもあります。
お金と時間はそれなりにかかっているかなぁ。
これに陶磁器系の資格が2つありますので、1ダースってことですね。
もうなにか取ることはないかと思いますが、どうかなぁ。
(可能性があるのは高所作業車・危険物・毒劇物取扱とか?)
資格は大切ですが、実際に窯を造った経験や補修した数が重要です。
どっちもないけど仕事で窯を扱っている人、たいした度胸ばい、ほんなこつ。
さて、先日来シンポ製の窯の修理問い合わせが続いております。
実際に補修にも出掛けております。
シンポ製の電気炉、ふくおか陶芸窯で修理可能です。またヒーター線も用意できます。
100Vの電気炉、有名なあのDMT-01も対応できます。
ただし、部品のみの供給はしておりません。
なんともグレーゾーンにありますが、高温になる機材のヒーター線の接続、仮に電気工事士免許がいらないとしても、なにがしかの資格は必要だとわたしは強く思います。一応「電熱器のニクロム線の張替え」は軽微な工事として無資格で可能ですが、陶芸用電気炉のヒーター線はニクロム線ではありません。電気工事士とまではいかなくても低圧電気取扱か何かは必要じゃないでしょうか。
電気保安協会に確認する機会がありましたので、このあたりを色々と質問させていただきました。内容はあまりにも専門的過ぎてここに記載するのは今回はやめておきます。よりグレーが濃くなったとだけ言っておきましょう。
ただ、保安協会側の意見としては、仮に無資格で可能だとしても、やはり製造メーカーに補修してもらうようにオススメするとのことでした。もちろんそれが不可能な状況にあることもあり得るとは知った上です。高温になる機材です。さらに電気には感電や漏電の危険性が常にあります。
また築炉屋目線でいえば「ここがこうなっているのは意味があるけど、普通の人わかるのかぁ?」とかはよくあります。それをするかしないかで安全性が大きく変わるようなことが電気は以外とあります。
DMT-01の説明書には、ヒーター線の交換方法が載っていて、資格が必要かどうか、そうした記載はいっさいありません。しかし、安全のためにもなるべく製造メーカーや経験豊富な資格のある業者にたのんでください。
資格なしで工事できる、ということがわかればそれにこしたことはありませんが、そうなると「起こった事故は全て使用者の責任」となりますけどね。
ご安全に。
posted by inoueseiji at 15:44
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