英語はキライじゃないが話せませんイノウエです。
いろいろな工事の事情でインターナショナルな案件の窯はいったん預かったりしておりますが。
納期が伸びる間に専門用語の英語ぐらいは身につけておこうかと思っております。
Ok,then.
わたしのスタンスは「日本の陶芸」のために頑張ります、ということのみですばい。
ドメスティックに突っ込んでいくことこそインタぁーナショナ〜ルになるっちゃなかですか。
ときどき動画のコメントで英語の字幕はないのかとか中国語の字幕がほしいなどと海外の方からコメントをいただくことがあります。申し訳ございませんが、こちらでそのような対応をする予定も気持ちもまったくございません。ミョウチクリンな字幕が入っている陶芸動画とかがあると思うのでそっちで勘違いしていてください。
お偉いシェンシェー方が海外を有難がる80年代な風潮がキライでした。
あと退官を記念してニューヨークで個展とか笑っちまうぜ笑。
(俺のブログなんだからなんでも言う)
もっとも。
もっとも。
生徒には技術をキチンと伝えることもできず、自分が使っている窯の構造もわからず、熱電対で計測できる原理もわからず、ゼーゲルコーンの番号も知らず、ただただ学費が原資のお給料をいただきながらアーティストヅラしているような方は居なかったとは思いますよ笑。
それで後継者がいねぇとか、最近の若い奴は、とかどの口が言っているんだなんていう人も居るわけないですしね笑。
ねぇ?
先日も某築炉メーカーの社長と、工場に海外から技術研修生を入れる入れないとか、海外での仕事がどうしたこうしたの自慢話にブチ切れて大喧嘩しましたが(ルートインのレストランの方々すいませんでした)。わたしはマジで日本の陶芸は危機感高めだと思いますよ。
だってワタシがもう、目撃ドキュンの知ってるつもりポジションになってるじゃないですか!
これから築炉メーカーは減ることはあっても増えることはありません。
絵具も筆も道具もつくる人は減ってます。釉薬や粘土だってそうです。
能登半島地震で耐火断熱レンガの工場は各メーカーとも被災しました。
廃業と値上がり。
廃業と値上がり。
それでいて使用する側である我々の窯や原料や機材についての知識や経験値は下がっています。
はっきりと言えば、ふくおか陶芸窯は当然としても、梶田絵具店も村上金物店も山内陶料も30年後に存在していない可能性はそれなりに高いと思います。
築炉メーカーも陶芸オンリーのところは一軒もなくなっているかもしれない。「ウチは以前陶芸の窯をつくるところからスタートしましたが〜」なんてミシン作っていたトヨタ自動車みたいになっているのかもしれない。
築炉メーカーも陶芸オンリーのところは一軒もなくなっているかもしれない。「ウチは以前陶芸の窯をつくるところからスタートしましたが〜」なんてミシン作っていたトヨタ自動車みたいになっているのかもしれない。
お客様としては海外の方はありがたいでしょう。
けれどわたしは日本人がやきものをやりたいという気持ちにならなくてどうするのか、陶芸家が日本の若者を「俺も陶芸家になりたい〜!」と思わせなくてどげんするとや?と思います。
仕事もスタッフもインターナショナルですか。
安直すぎる気がする(個人の見解です)。
そりゃYOUは何しに日本へ?は面白かろう。
じゃあYOUは何で陶芸家やってんの?ってことでしょうぜ。
家の仕事だから?
産地に生まれたから?
わたしは瀬戸の訓練校で教わったからです。
無償で引っ越し代まで失業保険から出していただき、訓練終了まで受給期間を伸ばしてもらったからです。
大沢ガス炉商会と梶田絵具店という瀬戸の看板で働いてきたからです。
そういう出会いを頂いたからです。縁ですね。
そして義務ではなく自分がやりたいこと、やっていてプライドを守れること、楽しいことだからですよ。
頻度下がってますが、ネット上に情報は頑張って残していきます。
いつか誰かの役に立つことがわかっているからです。がんばれ〜!
テキトーなことはできないけれども、アホなんでやってしまうときはある。
それもプロ筋に指摘していただくことがあり、有り難いことだと思っています。
補正して書き換えていくつもりです。
ニッポンチャチャチャ!