2014年08月19日

金ラスター釉


今回は、わたしが実験してとても良かった調合を紹介したいと思います。

釜戸長石 85 出発原料

亜鉛華  5
無鉛白玉 5
蛍石    5  以上 媒溶材、融材

二酸化マンガン 20 主着色材

酸化銅  3
酸化クロム 0.5  以上 鉱化材

1230℃ 酸化焼成


この釉薬は金属ラスター釉薬の種類になります。

また長石が多いので長石釉の種類に分類されるでしょう。

施釉のコツはちょっと厚めにぬることです。

亜鉛華は、亜鉛華という名前で売っています。
無鉛白玉は無鉛フリッとのこと
蛍石はフッ化カルシウムで、これも名前のまま売っていす。

酸化銅はふつうの黒色酸化銅です。
酸化クロムもそのままの名前で売っています。

この釉薬のように、基礎釉に特定の金属を大量に投入することで、案外と簡単に金属ラスター釉をつくることができます。是非いろいろと挑戦してみてくださいね。

re_RIMG4950.JPG

原料購入はこちらから↓
posted by inoueseiji at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 釉薬に関すること
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