2018年11月28日

思い込みの危険性【音声入力ブログ】

先日相談に来られたかたの相談を受けながら、思い出したことを話したいと思います。
今日も音声入力をしています。

まずですね「やきものを作る」というのは全て自分一人で行う世界なんですね。これは特定の誰かの話ということではなくて、よくそういう相談やメール、コメントなどがあるのです。

例を挙げれば、あなたがこうしなさいと言ったことを私は守ったんだ、というようなおっしゃり方をする。本にこういう風に書いてありましたのでそうしました、とかですね。陶芸教室でこのように習ったので、それを守ってちゃんとやってました、というようなおっしゃり方をする人が多いですね。厳しいい言い方をすれば、自分の作品の失敗は自分のせいではないと暗に聞こえます。

実際の理解や知識自体が間違ってることもありますし、他の作業との整合性が取れていないこともよくあります。ほとんどの人は、私が最初にアドバイスしたことを100パーセントやってはないんですね。やってないんだけど、その一部に関しては、「いや、あなたの言った通りに私はやったんだ」と言われる。そういう気持ちはわかるんです。

失敗した作品を持って相談に来られることもあるわけですけど、その失敗は誰のせいかと言うと自分のせいなんですね。僕のせいじゃない。過去に習った陶芸教室の先生のせいでもない。やっぱり自分のせいなんです。悔しくてもそこで正直にならないと成功は無いです。

例えば男性であればですね、自分のプライドがあるわけですね。女性もプライドがあると思いますが、私が講師として見てると、男性の方がより凝り固まった人が多いようです。

私も男性なので覚えがあるのですが、こういう手順で行いますよ、それ以外ないんですよ、そういう風に教えられるとね、ついつい、いやこうやった方がうまくいくんじゃないかと思うんですよねって自分の考えてのを第一に違う手順をやりだしたりする。それで、一年二年遠回りして、結局は最初に説明されたことがいかに正しかったかを確認しただけだった、なんてこともある。そんな馬鹿なことを私はよくやってましたね。

若いとき本当に生意気で嫌な奴だっただろうなと思います。教えてくださった方々からすればですね。ですが、若かったからその数年間の遠回りというのは、経験と実力になるものなんですけど、例えば現役を引退された方とか、ある程度ご高齢になって始めた方が自分の知らない世界で自我を通していくっていうのは、相当な遠回りになると思うんですね。

本当に気持ちはわかります。僕もそうそういう気持ちを持つことが今でもよくありますので。同じ男ですし、ものを作る人間なので、その気持ちってもう痛いほど分かります。痛いほど分かるから、そこをぐっと我慢してですね。

正しい考え方ってのはもう大体決まってるんです。それがわからないから、思い込むんですね。そして思い込みへの修正がない。その作業や考え方の根拠を確認してほしいと思います。根拠がない作業、根拠がない行為、それはやっぱり時間の無駄だし失敗を生み出すことです。

なかなか素直になるって難しいんですがそれができている方ほど上達は早いと講師の目から見て私は思います。

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posted by inoueseiji at 06:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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