2018年12月24日

知識をつないでいこう

とりあえず買うものいいけれど、やっぱり知らないまま購入するのは無理があります。

パソコンソフトや自転車パーツのようなものでしたら、お試しとしてちょっと損してもいいかなという、試し買いもできるでしょう。

しかし陶芸窯選びで失敗するのは、家造りを失敗するのにも等しいことかもしれません。

すでに購入されている方の質問もよくありますが、答えようのないような場合も多い。

よく耳にするメーカーだから、知り合いが持っているから、先生に勧められたから、という理由もいいのですが、残念ながらあなたに窯を勧めてくれる人のほとんどは窯を造ったことがありません。

少なくとも、複数のメーカーの複数の窯の違いを明確に説明できることもほとんどありません。これは電気炉ガス炉の違い、ということではなく、同じ電気炉でどこが違うのかということへの理解と説明が出来ないということです。

男性ならば乗用車やパソコンなどの違いを説明出来る人は多いでしょう。トヨタのこの車のライバルはホンダのこの車で、それぞれの違いはこことここ、エンジンがこんな風に違うんだ、などなどです。女性ならば食品や化粧品ブランドの違いなどについて詳しいことが多いのかもしれませんね。

しかし、そのような理解と説明を陶芸窯について出来る人はほとんどいません。だからわたしは発信を続けていますし、その理解を多くの人にもっていただいても、自分たちは選ばれるという自信がある。

いつもやきものの世界を大切に間違いのない仕事をしてきました。多くの築炉メーカーがそうなのです。それぞれは中小零細企業が多く、発信力も弱い。大手が悪いわけでもないですし、中小が必ず良いわけでもありませんけれど。

それぞれに個性と明確なカラーがあり、企業の経営理念があります。しかも、それを知っていただく機会は少ない。だから発信を続けていきます。よかったら、あなたの理解の範囲でかまいませんから、周囲の方々へ言葉を繋いでいってください。

ユーザーの知識レベルが上がらないと底上げはされません。

家電や自動車のような明確な基準も法律もないのが陶芸窯の世界ですから。

posted by inoueseiji at 11:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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