先日YouTubeのわたしのチャンネルでのアンケートにお答えくださったみなさん、誠にありがとうございました。
結果は現在、このような感じです。
作るときに右回転の方は85パーセント。
これは思っていたよりも多い気がしました。
これはわたしの勝手な想像ですが、学校教育として陶芸が教えられるようになり、徐々に右回転が多くなっていったのではないかと想像します。
もちろん、右手で道具を持つ場合、自然と右回転になるような作り方(たたき技法など)もあるでしょうし、手ロクロでろくろぼせ(回すための棒)を使う際も自然と右回転になるかと思います。これは右手で持った棒をどちらに回すのがやりやすいかを想像していただければ納得できることだろうと考えます。
こうして長い時間を経て、日本のロクロは右回転が主流になったのでしょうし、そもそも右回転が多かったと思います。
産地でも右左が混在しているところ、親子で違う窯元、それぞれ確認していますが、それはやはり学校や訓練校などの影響を無視することはできません。
そのルーツは?と考えてみれば、ロクロの歴史では納得する資料を得られず、ふと思い立って車、車輪の歴史をしらべていくことで自分なりに納得することはできましたが、どこをどう伝えればよいか収拾がつかなくなり、支離滅裂な動画になってしまったようです。
これまであえて歴史には触れないようにしてきました。それは解釈の仕方や資料が膨大であり、そもそも専門外のことであるからですが、道具の歴史程度なら案外と楽しんでもらえる方もいるようです。
ご意見などをいただけると幸いです。