2019年12月08日

発信する目的は?


このブログがスタートしたのは11年前の3月です。


はるか遠くから見てくれている友人からは、「お前はブレてないぞ!」と励ましてくれますが、本当に言っていることは変わっていません。

というか知っていることが少ないからなんですけど(笑)。
たいした経験もないですし、なにかの実績があるわけでもありません。
わたしの発信の根源にあるのは、窯ですが、それこそ諸先輩やお世話になっている社長陣に比べたらたいした経験はありません。

ただ一般の方よりも少し前にいるというだけのことです。

これからもブレないように発信を続けていきます。

最近気になるのは、他の方々の発信。
大変に勉強になりますし、思わずメールしてしまったことも数回あります(笑)。

少し陶芸系の動画などは増えてきているようにも思いますが、中には目的が不明瞭な動画も散見されます。



----ここから嫌な話----


わたしが発信する目的は、「窯焚きは自分でしましょうよ、なんならワタシ窯を売ってますから!」ということです。

情報を発信してもタダ乗りされるだけでは?

と心配されることもありますが、発信の真意をくみ取ってくださる良いお客様ばかりに恵まれました。

以前設置のバイトに来てくれていた友人も「せーちゃんの仕事で嫌な思いすること全然ないよね!」と言ってくれたことがあります。本当にそうなんです。


わたしの発信、特に動画の発信では間違ったものは訂正を入れたり、人知れず削除していたり、撮り直したりしています。
しかし、YouTube上には明らかな間違いを堂々を述べている動画もあって、なんとも複雑な気持ちになってしまいます。

ネットの情報の真偽の判断は視聴者の自己責任だとしても、ちょっとGoogle様で調べればわかるような間違いについては、発信者にもある程度の責任があると思いますが、どうでしょうか?

やきものの発信のいいところは、情報の劣化が非常に少ないということだと思います。

本焼きの焼成温度が来年から2000℃に変更になったりはしませんし、酸化銅の融点が4月から大幅に下がったりもしません。

これは教育系の発信にも言えることでしょう。まぁ歴史なんかは、新たな証拠が出てきて真実や認識は変わったりするかもしれませんが、新事実が明らかになったからといってロクロの回し方が変わることはそうそうないでしょう。

だから、やきもの業界の真実は、ちょっと調べればちゃんと手に入ります。
わたしも今後とも情報の精度には気をつけていきたいと思います。


発信の目的。

ある方に、自宅では陶芸教室系のYouTube動画を参考に手ロクロで作陶してます、と聞きました。
その方は短期間に作陶技術がドンドン向上されていたので、なるほどと納得したものです。

しかしちょっと待てよと。

作り方を発信してしまうと、家に窯がないとか、場所がないとか、設備の不備以外で陶芸教室に通おうとする人は激減するのではないか?ましてやどっかのオッサンが100Vの電気炉いいぜ!とか動画発信しているわけだし(笑)。高齢化社会の今、様々な安価なサークル活動や生涯学習が行われているわけだし。

ではいったい、その人が発信する目的は何だろうかと思って視聴すると、また違った見方で陶芸動画を観ることができるのかもしれません。

作家であれば、このような環境でこんなに手の込んだ仕事してますよ、今度ここで展示会しますよ、わたしのポリシーってこんな感じとか、同じ意識の人とのつながりを期待、などなどあるでしょう。現にそういう方の動画もいくつもあるようです。

わたしも作りました。吉田さんのですけど。



ただ、もしわたしが陶芸教室を運営するとしたら、作陶に関する全部の情報は出せないし、間違った情報の発信も、自身の首を絞めることにつながるな、と考えてしまいます。

もっとも陶芸教室のマネーポイントはまた別の部分なのかもしれませんね。
オッサンの勝手な取り越し苦労かな。

けれど、発信の目的はとても重要で、そこがブレていては続けることができませんし、すぐにネタ切れになってしまいます。わたしの個人的な意見ですが、まともな人はYouTubeなんかしないと思います(暴論)。わたしだって電話が鳴りまくって、出張しまくりの毎日だったら、動画発信なんてしてないかもしれないし、十何代イノウエセイジだったらやってません、確実に。

それでもやらなければならない目的がわたしにはあります。

わたしのポジションを例えるならば、〇ィズ〇ーランドの駅を降りたところで最後尾はコチラ!とプラカードを持っているオジサン(そんな人いる?)、もしくはブルースリー死亡遊戯の塔の一階で棒を持っているヤツ、それでわからなきゃ北斗の拳の修羅の国篇で上陸最初に闘う名も無き修羅(まぁ福岡だし)って感じです。

本当の楽しいアトラクションは門をくぐった先にあると思います。









posted by inoueseiji at 07:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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