2020年08月26日

陶芸に必要な電気の知識




各YouTuberの発信のおかげと、コロナ禍の影響で、小型電気炉は例年より売れているようです。
うちも問合せと発注は少し増えてきています。ありがとうございます。

またそうしたお客様の気持ちを後押ししてくださっている各YouTuberの方にもこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。製作方法の公開や情報の発信がたくさんの方の人生を素晴らしい”やきもの”の世界へと導いているようです。

それでも100Vの電気炉の運用というのは200Vの電気炉よりも少しだけ使用に工夫が必要なことがあります。

家庭用電源を使用するわけですから、ほかの家電との電気の奪い合いが避けられません(笑)。

そこで電気について、この動画程度のご理解をしていただければ、温度が上がらないなどのトラブルがおきにくくなります。もし温度が上がらないということであれば購入したメーカーや業者にご確認ください。

そもそも各メーカーが販売している100Vの電気炉は家庭での使用を考慮して設計製造されています。後述するように使用する側も電気についての簡単な理解をして、工夫した運用をすることも時には必要です。

弊社で納入した全ての100Vの電気炉は問題なく1230〜1250℃の温度で日々運用されていて、お客様からのお礼のメールや、焼きあがった作品の写真をいただく時、しみじみと喜びを噛みしめているイノウエです。


re_RIMG4947.JPG



では電気の簡単なお話。
雑学程度ですので、どうかお気楽に読み飛ばしてください。

電気は発電所や変電所から数十万ボルトで送られてきます。

P_20171026_060046.jpg
(碍子の数で大まかな送電圧がわかる)

P_20171018_072226.jpg
(撮影はイノウエ@チャリ。鉄塔好きなんです)

さらに変電所を経て、街の電柱に張り巡らされた電線では6600Vになっています。

その6600Vが電柱から家庭に引き込まれる際に200Vになり、洗面所とか廊下にある分電盤に届いているわけですね。そこから各部屋のコンセントまで100Vの電圧で繋がっています。


このイメージをわかりやすくお伝えすると、


源泉のお湯を直径5メートルのパイプで街まで送り

各地域に66センチのパイプで供給します

家庭には2センチのパイプで引き込み

さらに1センチのパイプで各部屋の蛇口へ送る


ということです。




では…。





どこでお湯は冷めていくでしょうか?




もうご理解いただけましたね!


家から電柱までの距離、家の敷地面積も全て影響します。

1センチの部分が長くなってしまうからです。

これで延長コードがダメだという理由がわかってくるかと思います。

IMG_1513.JPG
(こうなります)





動画と合わせてもう一度ご確認いただけると嬉しいです。






ふくおか陶芸窯はコチラ!


posted by inoueseiji at 06:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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