2020年09月09日

基礎から一歩づつは無意味かもしれない【営業記事だね】


※また営業記事です(笑)。

夏バテ気味です。
ようやく台風も過ぎてエアコンつけなくてもいいぐらいになってきました。

しかしなんだかだるくて身体を動かすのが億劫。
動画や読書やパソコン仕事を重点的にしております。

そんな中読んでいたとある本の中の一文。

「基礎から一歩一歩ではなく、とにかく高いところまで登ってしまおう」

頂上から俯瞰で見ればその分野のことがよくわかるだろう、そこから逆算して必要な知識を得て、技術を磨いていこう、という指摘です。


ではやきものでの高い所とはどこでしょう?


ロクロでデッカイ壺を挽く?

じゃなくて。

急須が挽けるようになる!


それも違います。





菊練りもロクロも出来ないウチに窯焚きしちゃえ!

ということです。

ワタシの初めての窯焚きはグループで行った穴窯でした。
当然いろいろな認識は変わりましたが、所詮は借りた窯でした。
勤務した大沢ガス炉商会にもレンタルの窯があり、それも数回焚きましたが、そのような環境がみなさんの周りに必ずあるわけもないでしょう。

s-IMG_3778.jpg


最近、海外の陶芸動画を一日に2,3本観ているのですが、

まぁ基礎が全然ダメ!

…と日本の職人やプロならツッコミたくなるものが多い。

ところが。

作品はちっとも悪くない。
むしろ面白いし、スゴイのも結構ある。

中には「このヒトこの程度の技術でそんなに儲かってるの?」なんて人もいたりして、思わず自分の人生を振り返って5分ほどボーゼンとしたりもしています。

彼や彼女らに共通しているのは当然ながら焼成を経た作品への強いイメージとモチベーションがある、ということでしょうか。そして何よりも楽しそう。

わたしは瀬戸の訓練校という、ある意味「やきもの業界の闇組織」で特殊訓練を受けたあと、泣く子も黙る築炉部隊に配属されて全国の最前線で戦い、最後は傭兵として梶田絵具店などにも籍を置いた人間です(ただの酔っ払い説アリ)

だから、様々な技術や知識へのこだわり、品質へのこだわりが、そこそこあるのです(作品の質は置いといて)

そんなワタシの人生を思い起こしてみても、初めて自分たちで窯を焚くまでにやきものを志して一年弱の時間がかかり、さらに自分の窯、旧型の100V電気炉を購入するまではさらに三年近くの時間がかかりました。26歳で訓練校に入隊(?)してから4年近くの時間が経っていたのです。

若人をビビらすために「オッサンには四半世紀のキャリアがあるんだぜ!」と言っているわりには、初めての自分の窯を手に入れてからは20年程度なのです。100V電気炉の焼成経験なんてもう数人のお客様に抜かれています(200回以上の方がいる)


もし26歳の自分が先に窯を手に入れていたら?
訓練校在籍時に100Vの電気炉を持っていたら?



窯を手に入れ、あとの武器は戦いながら集めていく。
それも大いにアリだと最近は思います。
海外の動画を観ているとちょっとギチギチになっていた自分を反省します。

それでも、焼成後のイメージを持っている人と持っていない人の上達は大違いで、ロクロ挽きの際に焼成後を考えられる「陶芸脳」を手っ取り早く身につけるには自分の窯を持つのが最短です。




とういうわけで、この営業ブログ記事(笑)

読書の時間を久しぶりに取れてアイデアも出ました。
たまには夏バテもするもんですね。





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posted by inoueseiji at 16:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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