2020年10月10日

避けては通れないこともある




(石灰透明釉とは言わないところが!)


明釉という罪な言葉にどれだけの初心者が惑わされてきたことでしょう。

例えば全てテリヤキ味がジャパニーズと思い込んでいる人も世界には億単位でいるのかもしれない。

ホントは違うんだよ、と思いながらも次へと続くモノのために変なニンジャとかの棟梁(陶料じゃない)みたいな役をキッチリこなすケン・ワタナベのバッドマン・ビギンズに涙した(かどうかは不明の)梶田絵具店の新しい動画がついに世界同時公開。

ロム赤釉の先にどこまでいくのかと思ったら、グッと基本に戻ってきてムーンレイカーの次のオクトパシーぐらいシブい007を見せてくれています(ついてこれない人は結構です)

わたしも毎回勉強させていただいています。

基本わたしもみなさんと同じ釉薬の初心者クラスにいるクラスメイトです。畏敬の念をもってグランドの梶田寮長の背中を美術準備室からコッソリ目で追っているだけなのです。

なにもみなさんと変わりません。
ちょっと留年が長いというぐらいのこと(笑)。

もしくはクラスのきもの係というぐらいの感じ(調合数はトキちゃんに負けた)

多分わたしだったら、これだけのテストピースをつくって焼いたらしばらくは満足感いっぱいの放心状態で、その後は10年ぐらいは自慢話ネタにすると思います(したした!)


透明というのは状態であって調合ではない。
そんなことを実感として知るには調合して焼くしかない。

を見てもだれもやっていないなぁというアナタの不安を梶田さんは応援しています。

たった一つでも調合すれば、人生は変わりますよ。


そして同じように調合を積み重ねてきたプロが人知れず頑張っています。




かた陶器まつりは明日まで開催。

JR博多駅前広場ですからすぐわかりますよ。






posted by inoueseiji at 08:24 | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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