2020年10月18日

器のサイズ


うやく涼しくなってサイクリングシーズン。
朝からひとっ走りする前にブログを書いておきます。

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(帰ってきました)

自分の器が小さいと知る時、その器に固執するのか、叩き割って大きな器にするのか。
五十路になったワタシとしては、このプライド問題は徐々に大きくなってきました。

例えば、自分の仕事のやり方を人が見て、善意で「そこはこうするともっと簡単ですよ」とか、「これを使うのが常識ですよ、知らないの?」なんて言われた時、アナタはどうするでしょうか?(人様に振るんじゃない)

誰だって自信を持って行ってきた仕事や作業をそういう風に突っ込まれればカチンとくるでしょう。

そもそも多少の自信があるから人目につくところで行っていたわけです。

チンと来るのは自然なことです。
問題はその後でしょうか。

「そうなんですか。教えてくれますか?」「それはどういう風に使うんですか?」こんなことをサラリと言える人は、本当に大人だと思います。

40代から50歳になった日に思いましたが、自分の中身は中二から中三になった程度しか変化していないということですね(笑)。

ちゃんとした社会で活躍していれば、次長とか専務とか、大佐とか艦長なんかになっている年齢ですが、一人自営業の哀しさで、バイク屋の店長なみに社会常識が希薄なイノウエでございます。

人はワタシのことを多少は気にかけてくれるから、アドバイスをくれるのでしょう。
その人にとってわたしが、どうでもいいヤツ、嫌いなヤツと思っていれば、何も言わず陰で未熟さを笑っているだけ、のはずです。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」と死んだバアチャンがよく言っていました。
これは人に聞くのは恥、という意味もありますが、実際はアドバイスされた時にかく恥、も含まれているのでしょう。一生にかかわることになるぜ、と。

自分がようやく身につけたと思った技術を、実はむかしから何十年も何十人もの人が行ってきた製陶所なんかがあって、それを知っている人からサラリとアドバイスされる。

正直ガビーンとなりますが、恥をかかせてくれてありがとう、と思えるようになりたいものです。
「いや、俺のやり方は違うんで」とアドバイスを拒否してしまうと超絶カッコ悪いことになるばかりか、アドバイスをいただくこともなくなり、器が大きくもなりません。

分の器を大きくするには、今のお気に入りの器を壊すしかないんですねぇ。
難しいなぁ。

これまでのお客様や受講生を見ていても、スパッと切り替えて急激に技術を上げられる方と、こちらのアドバイスは聞かずに同じドツボに嵌りつづける方もいたりして、たとえ技術と知識だけであっても自分を変えるのは難しいものだと思います。



posted by inoueseiji at 05:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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