2021年01月11日

非常事態宣言の影響は陶芸界にもあるらしい



成人式ですが非常事態宣言が出ていないコチラでは対策をして開催するようです。

この非常事態宣言ですが、窯業界にも多少影響はあるようです。
もちろん陶芸界にも多大な影響があり、様々なイベントが中止になったりしてきましたし、個展をキャンセルした方も多かったでしょう。いよいよ窯の方にもなにがしかの影響が出てきそうな気配です。

一部機材の材料などに関わるメーカーさんの工場が関東地方にあるようで、この非常事態宣言で材料の供給や稼働率が下がるために今後の納期が伸びる恐れがあるとかないとか。

まぁ当然といえば当然ですね。


わたしもなるべくお客様に影響しないように対策をこうじてはいますが、この先は全く予測不可能だと考えています。

ただ一つ言えるのは、自宅で積極的に作陶する方は確実に増えていくということ。

ですからYou Tubeで作陶方法を発信している方々や、わたしのような仕事のあり方、ネットで販売するだけでなくノウハウも伝えている専門店(ねんどやさん以外のナントカ.comは含まず)の役割は大きいと考えます。

作陶方法はそもそも陶芸教室などで経験のある方が多いでしょう。さらにYou Tubeで他の方の作り方からヒントを得るのも有益です。またたくさんの人が発信しているわけですから、疑問点を発信者以外に尋ねてもいいわけです。

つまりわたしの動画で疑問に思ったことを、別のAさんに質問してみると解決したり、Aさんの動画で疑問に思ったことを別のBさんに聞くことで間違いに気づいたり、自分の勘違いを修正したり出来る。そもそも動画で観たことをリアルの先生や准教授に聞いてもいい。

これはすごいことですよね。

窯については、やはり昨年は小型炉の動きが平年よりもあったような気がいたします。またこれを機に自宅に窯を設置しようと決心した方も多かったですね。

それを後押ししたのはたくさんの方の発信です。
作陶のバリエーションを知り、細かな技術をいくつも比較でき、ネットでも窯や材料が購入できるようになり、サポートを受けることもできるようになったのですから。

今年は自宅陶芸を軸に発信することが増えるかと思います。
10年以上前にマンションの6畳とバルコニーが使えるというモデルを設定して、様々な発信をしてきてよかったと思います。

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先日もとある大学院生から動画の使用許可を求めるご連絡をいただきました。どんどん使ってほしいと思います。また問い合わせについても、いくらなの?というザックリしたものから、こういう場所に設置したいけれど、というような具体的な質問が増えてきたように感じています。

動画で紹介している100Vの電気炉はKCシリーズで、実は200Vのモデルもあります。当然サイズは大きくなりますし、電源が安定するので昇温への不安もなくなります。

そしてそもそもKCシリーズは家庭での使用を想定しています。よければコチラの動画を参照にしてみてください。









posted by inoueseiji at 08:08 | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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