2021年02月20日

独立を目指す人におきるササヤカな奇跡


昨夜テレビ東京系列で「たけしのニッポンのミカタ」の放送がありました。
そこでわたしが大変お世話になっている先輩の志村正之さんが紹介されました。

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この一年ぐらいでしょうか?
やたらとテレビに出ているイメージがある志村さん。

なぎら健壱さんの旅番組とか所ジョージさんのやつとか、今度はたけしさんに国分太一さん。
しかも一回見たら忘れない作品とキャラクターですから、さらに大化けする恐れがある志村さんです。

この番組中の窯焚きに参加する予定でしたが非常事態宣言下で遠慮してしまいましたが、行けばよかった(泣)。

しかしこの番組で改造された窯の中も映りましたし、ヤザワの兄貴の後頭部も映ったのでよしとしましょう。

わたしが志村さんに初めてお会いしたのは築炉メーカーを退職した次の週。
いきなり小川さんに連れられて窯焚きに参加させてもらったのです。

あれからいろいろな窯焚きや電話でもいつも(今でも)相談にのっていただき、大変お世話になっております。

もしあのとき退職してボ〜っとしていたら挫けていたかもしれないワタシの弱腰は、志村さんの窯と松田山で昇華されたと思っています。

実は昨日は別のお客様(これからお客様になる方かな)から嬉しいご連絡やご訪問を受けました。

一人の方は設備投資のための資金の目処がついたという連絡、そしてもう一方は仕事場が決まって窯の相談に来られたという、どちらもプロの方です。

詳細はそれぞれのお仕事にかかわることですので伏せますが、恥ずかしながらイノウエを例に、独立や事業拡張などでアナタにおきるであろう、ちょっとしたミラクルのことをお話しましょう。

ワタシの瀬戸10年間で人脈が爆発的に広がったのは9年目頃です。
もし3年で辞めていればなにも起きなかったでしょう。
梶田絵具店で働く機会をいただくこともなかったはずです。

作品上の師匠にも窯の修理で出会いました。
即呑みに連れて行かれました(笑)。

わたしの家のガス窯はその方を経由して譲っていただいたものです。
謝礼金は気持ちをお支払いしましたが、まぁタダです。
「お前ならきちんとこの窯を直して使いこなすだろう」と紹介してくださったのです。

次に窯を愛知県から福岡県まで運搬しなければなりませんでした。
当時まだ福岡県に戻ったばかり、いくら地元とはいえトラックのレンタル業者はまったく知らず、トラックメーカー勤務の友人に聞こうと思って電話すると、「ウチにあるから使いぃよ」と、新車の代車の4tユニック車を正規の手続きをとって貸してくれました。

無料です。


このトラックで窯を運びました。
高速料金とガソリン代、先輩二人で窯の搬入ができました。
持つべきものは幼馴染と先輩です。

その後も、志村さんたちと関わる窯焚きの仕事先が偶然知らずに師匠の修行先だったり、電気工事士の免許を取得しようとあがいていた際に生涯学習センターの課長に来れれた方が工業高校電気科定年退職したばかりの電気の先生だったり。本当にいろいろと不思議なことが起こりました。

別に特定の信仰をもっているわけではありませんが、こんなことが起きるとき、わたしは自分が正しい方向を向いているんだなと知ることができます(向いているだけで進んでいるとは思わないのがポイント)


やきものの神さまありがとうございます。




家賃がタダの家を紹介された

伝言ゲームのように人が繋がりだす


突然ご懐妊


軽トラをもらう


思いもかけない人から焼酎が6本届く


馬鹿(わたし)がフェリーに乗ってやってくる


使っていない電気炉をもらう


牧野組合が土地使用を許可してくれる…





そんなことがアナタの身に起こりだしたら。











きっとアナタは正しい方向を向いている。




posted by inoueseiji at 07:27 | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中
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