
(これはなにか普通じゃないヤツ)
ブログでも動画でもお話していますが、業者さんのいい加減な工事を変えていくには、お客様になる人たちを変えるしかないと思います。
見込み客のすべてが圧力計はどうなっとる?エントツ工事はどうするんだ?見積書のハンコがねぇぞ、とグイグイ詰め寄ってくれば嫌でも下手な仕事はできなくなります。悪い人がいても悪いことが出来ない環境をつくればいいだけです。
もしかしたら業者だって何も知らないだけで悪気はないのかもしれません。その可能性も否定しませんが、正しい施工方法を知らない人が取り扱うには陶芸窯は危険すぎます。
以前だれでも簡単につくれる電気炉の動画をつくろうとしたことがありますがボツにしました。それはプロと思われる人でも電気炉やその危険性についてまったく注意を払っていない事例をいくつか知ったからです。電気炉しか使ってないのにねぇ。
ましてやアマチュアの方がその発信でなにか事故をおこしたら、と考えると恐ろしくなってやめたのです。
電話の中古窯の問い合わせでも、手伝うから安くなりませんか、日曜大工みたいなことは得意ですが、なんて言われたことがありますが、そういう問題ではありません。電気工事士の免許はお持ちですか?と聞き返したら絶句。別に意地悪を言っているわけではありません。危ないから免許が存在しているだけです。
電話の中古窯の問い合わせでも、手伝うから安くなりませんか、日曜大工みたいなことは得意ですが、なんて言われたことがありますが、そういう問題ではありません。電気工事士の免許はお持ちですか?と聞き返したら絶句。別に意地悪を言っているわけではありません。危ないから免許が存在しているだけです。
また、これも嫌な話ですがアマチュアの方の中には、窯を購入しただけで得意になってしまう方もいます。そして周囲に得意になってロクロを教えだしたりする。窯はちっとも焚けるようになっていないのに。高いロードバイクとウェアを着ていつまでもお腹が出ているような、大観峰のパーキングで何時間も高いバイクを駐めて見せびらかしているような、何とも言えないみっともなさがあります。
わたしのやっていることは更にもっとみっともないことかもしれません。そんな人たちに、あなたの脚力ならそのロードバイクはあってませんよ、とか、そのバイクのパーツの付け方違いますよ、とか頼まれないのに突っ込んでいるようなものなのかもしれません。
それでも役に立つ情報を探している人がいますし、限られた時間と予算、それはすべての人がそうでしょうが、その中で自分の作陶に合う陶芸窯を選べるようになっていただきたい。
そして正しく「安全に」運用できることです。今回選び方をまとめてみてこれまで口酸っぱく言っていたエントツだけではなく、圧力計も絶対にガス窯に必要ですね。圧力計なしで初めてのガス窯を焚く自信はわたしにはありません。
いろいろ書きましたが、
エントツと圧力計が大事!
これだけ覚えておいてください。