2023年01月25日

何かは細部に宿るかもね



ふと思いついてしっぴきの作り方をアップしてみました。
GoProの撮影のテストも兼ねてです。

続編も8割ほど完成しておりますが、いかんせん視聴回数が伸びないのでアップするかどうかって感じ笑

成形も道具の自作も、自己流でも独学でもなんでもまったく構わないとわたしは思います。

コメントいただいた方の”仕事場の裏の海で拾った流木の取手”なんて超絶おしゃれなエピソードじゃありませんか。

ただ、こういうちょっとした道具や仕事場の整え方なんかでその人のことを推し量るなんてことは、どの世界のプロも無意識にしているようです。わたしの知人は、粘土を袋から取り出す所作で相手のレベルがわかるとかわからないとか。


また、こうしたしっぴきはクレイカッターとして税込300円でいくつか販売されています。

陶芸道具むらかみ https://ceramictools.shop/

検索結果 クレイカッター

https://stores.jp/search?q=%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC&store=soynabe

でも細い単線や撚った太いものは自作するしかありません。
それでこのネタに関しては発信してもいいかなと思った次第です。



アマチュアの男性は道具の自作が好きですが、わたしはあまりオススメしていません。上達途中での道具の自作は、技術向上の弊害になる例も多々あるからです。

道具類の自作は、それはそれで良いことなんですが、買えるものは購入するほうが陶芸界の経済を回すことになりますのでご一考ください。


それに、なんでも自作でいいんだと言い出すと「器も自作するからプロの器はいらねー」ってなりそうじゃん?


ただ、矛盾する話だけど、窯は自作できる環境の方は自作してみてほしいと考えています。

窯も成形の小道具みたいに「こんなもん自分で造ったほうがいいって!」という人が、しっぴきを自作する人ぐらいたくさん出てくれば、日本のやきものの未来は相当明るくなっていると判断できるのかもしれない。


じゃん?






posted by inoueseiji at 11:49 | イノウエセイジの頭の中

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