別府の居酒屋で長渕談義した不動産屋さんは商談成立したかな?
てことで。
おはようございますイノウエです。
先日三相の制御盤をチキチキとやってきましたので今日は電気のはなし。
読者置いてきぼりって回デス!
電気炉のサイズは容積ではなく電気容量で表すということは以前にも書いております。
電気炉のサイズは容積ではなく電気容量で表すということは以前にも書いております。
コチラを参照のこと→窯のサイズをどう表現する?
ということで電気炉には8kWぐらいから、単相200Vと三相200Vのモデルがあるわけですが。
その電流値が三相になった途端にわからなくなる陶芸家と独学2電工が多いわけで。
その辺りを書いておきましょう。
単相の電気炉で10kWなら電流は50Aです。
共栄電気炉製作所さんの電気炉ならLR‐10とかですね。
共栄電気炉製作所さんの電気炉ならLR‐10とかですね。
200V ✕ 50A = 10000W = 10kW
ここまではいい?
カタログなどでは10kWの場合、
カタログなどでは10kWの場合、
単相 50A
三相 29A
と記載されます。
これは電気のことですからどのメーカーの電気炉でも同じ。
これは電気のことですからどのメーカーの電気炉でも同じ。
では三相200Vの10kWがなぜ29Aなのはわかりますか?
わたしはじぇんじぇん分かりませんでした笑。
仕事を通して現物を見て触って工事して。撮影した写真を見ながら夜な夜な勉強して。
どうにかこうにかデルタ結線の√3の意味が分かってきました。
単純に言えば、単相の50Aを√3で割ればいいのです。
50A ÷ 1.73 = 28.9 ≒ 29A
また電気炉側の配線で電流値を取ると29Aではないのですが、これは測定値に√3をかけると29Aの近似値になるはずです。
電気炉のネームプレートやカタログの電流値からもう一度計算してみましょう。
また電気炉側の配線で電流値を取ると29Aではないのですが、これは測定値に√3をかけると29Aの近似値になるはずです。
電気炉のネームプレートやカタログの電流値からもう一度計算してみましょう。
200V ✕ 29A ✕ √3 ≒ 10kW
ということになります。
ということになります。
デルタ結線と三相に√3が出てくるのは次の動画がわかりやすかったです。
三相にはいくつかの結線方式がありますが、まずはコレだけへぇ〜と思えればいいと思います。
こういう動画を電気工事士の試験勉強の時に観れる人は恵まれていますね。
わたしも窯でそんな発信ができるように今後とも頑張っちゃうもんね。
こっちはダライちゃんが好き?だったヤツ。

(チャック・チャック・ノリス!)
わたしも窯でそんな発信ができるように今後とも頑張っちゃうもんね。
こっちはダライちゃんが好き?だったヤツ。

(チャック・チャック・ノリス!)
まぁデルタ・フォースのラストシーンのことは置いといて。
大人になっても√は結構使います。
ものづくりする人なら√2はかなり使うし、電気ならこの√3も出てくる。
ちなみに窯造りではフレームの最初の枠を溶接で組むときに対角を測ります。これも√2につながる確認作業ともいえるでしょう。
ヒトヨヒトヨ。
オジサンは、こんなもんいつ使うとやぁ〜というモノを全部使う人生を送っております(泣)。
(オームの法則とかゼーゲル式とかさ)