2025年02月13日

AIに窯の焚き方を教えていただきました

15年以上前に書いた記事に動画を貼っつけた「ダンパーとドラフトについて 1」という記事が毎日一番読まれています。

たまにこのことに触れていますが、相変わらずその状況は変わりません。


こんなオッサンのブログよりもAIに聞いたらいいんじゃないの?と思ったのでGeminiさんに聞いてみました。



Q:陶芸用のガス窯の焚き方を教えてください。


陶芸用ガス窯の焚き方は、窯の機種や大きさ、焼成する作品の種類によって異なりますが、基本的な手順と注意点をお伝えします。

準備

  1. 窯の点検: 窯内部にゴミや割れた陶片などが残っていないか確認し、取り除きます。バーナーの点火口が詰まっていないかも確認しましょう。
  2. 作品の準備: 焼成する作品を窯詰めします。作品同士が触れ合わないように、適切な間隔を空けて配置します。
  3. 窯の密閉: 窯の扉や煙突のダンパーをしっかりと閉め、窯を密閉します。
  4. ガスと空気の準備: ガスボンベのバルブを開け、ガスが窯に供給されるようにします。また、窯には適切な量の空気を取り入れるための空気孔(ダンパー)があります。

焚き始め

  1. 点火: バーナーのコックを開き、点火します。最初は弱い火で、徐々に火力を上げていきます。
  2. 昇温: 窯の温度を徐々に上げていきます。急激な温度上昇は、作品の破損や窯の劣化につながるため、ゆっくりと時間をかけて昇温させます。
  3. 温度管理: 窯の温度計を確認しながら、目標温度まで昇温させます。温度計がない場合は、炎の色や窯の内部の様子で温度を判断します。
  4. 窯内の観察: 窯の覗き穴から、作品の状態や炎の状態を観察します。作品が溶けたり、変形したりしていないか、釉薬の状態はどうかなどを確認します。

焼成

  1. 最高温度保持: 目標温度に達したら、その温度を一定時間保持します。この時間を「ソークタイム」と呼びます。ソークタイムは、作品の種類や大きさ、釉薬の種類によって異なります。
  2. 温度調整: ソークタイム中に、必要に応じて温度を微調整します。
  3. 焼成終了: ソークタイムが終了したら、バーナーのコックを閉じ、火を止めます。

冷却

  1. 自然冷却: 窯の扉やダンパーを閉じたまま、自然に冷えるのを待ちます。急冷は、作品の破損や窯の劣化につながるため、十分に時間をかけて冷却します。
  2. 窯出し: 窯が十分に冷えたら、作品を取り出します。

注意点

  • 安全対策: ガス窯は、火や高温を扱うため、十分な安全対策が必要です。 
    • 換気: 窯焚き中は、換気を十分に行い、酸欠にならないように注意しましょう。
    • 耐火服: 耐火服や手袋を着用し、火傷を防ぎましょう。
    • 消火器: 万が一の火災に備え、消火器を準備しておきましょう。

  • 窯の取扱説明書: 必ず窯の取扱説明書をよく読み、指示に従って操作しましょう。
  • 試し焼き: 本焼きの前に、試し焼きを行い、焼成条件を確認しましょう。
  • 記録: 窯焚きの温度や時間、作品の状態などを記録しておくと、今後の焼成に役立ちます。

その他

  • 焼成温度: 焼成温度は、作品の種類や釉薬の種類によって異なります。一般的には、陶器で1200〜1300℃、磁器で1300〜1400℃程度が目安です。
  • 還元焼成: ガス窯の中には、還元焼成ができるものもあります。還元焼成は、窯内の酸素を減らし、作品の色や釉薬の発色を変化させる焼成方法です。

ガス窯の焚き方は、奥が深く、経験が必要です。最初は、先生や先輩に教わりながら、少しずつ経験を積んでいくことをお勧めします。




Q:陶芸窯のダンパーとは何ですか?


陶芸窯のダンパーとは、窯の煙突部分に取り付けられた、排気量を調整するための装置です。

ダンパーの役割

  • 窯内の空気の流れを調整: 焼成時、窯の中の空気の流れを調整することで、温度分布を均一にしたり、還元焼成などの特殊な焼成方法を行ったりすることができます。
  • 温度管理: ダンパーを調整することで、窯の温度上昇速度や最高温度をコントロールすることができます。
  • 燃料効率の向上: ダンパーを適切に調整することで、燃料の消費量を抑えることができます。


ダンパーの種類

ダンパーには、主に以下の2つの種類があります。

  • 手動ダンパー: 煙突の開口部を板状の蓋で塞ぐことで、排気量を調整します。

  • 自動ダンパー: 温度センサーと連動し、自動的に開閉することで、窯内の温度を一定に保ちます。

ダンパーの操作

ダンパーの操作は、焼成する作品の種類や窯の構造によって異なります。一般的には、以下の点に注意して操作します。

  • 焼成初期: 窯内の温度が低い間は、ダンパーを大きく開けて、十分な空気を取り入れます。
  • 焼成中期: 窯の温度が上昇するにつれて、ダンパーを徐々に閉めていきます。
  • 焼成後期: 最高温度に達したら、ダンパーを調整して、温度を一定に保ちます。
  • 冷却時: 冷却時は、ダンパーを閉じて、窯内の温度が急激に下がるのを防ぎます。


注意点

  • ダンパーの操作は、窯の取扱説明書をよく読んでから行ってください。
  • ダンパーの開閉具合によって、焼成結果が大きく左右されることがあります。
  • 焼成中は、常に窯の温度や状態を観察し、必要に応じてダンパーを調整してください。


ダンパーは、陶芸窯の焼成において、非常に重要な役割を果たしています。ダンパーを適切に操作することで、より良い作品を制作することができます。




Q:陶芸窯の煙突に設けられたダンパーとは別にドラフトという穴もあります。この働きはどのようなものでしょうか。



陶芸窯の煙突に設けられたダンパーとは別に、ドラフト(バカ穴)と呼ばれる穴もありますね。このドラフトは、ダンパーとは異なる役割を果たしています。

ドラフト(バカ穴)の役割

  1. 窯内の空気の流れを調整: ドラフトは、煙突の途中に設けられた穴で、開閉することができます。この穴を開けることで、煙突の断面積が小さくなり、煙突の引き(排気力)を弱めることができます。これにより、窯内の空気の流れが変化し、温度分布を調整したり、還元焼成などの特殊な焼成方法を行う際に役立ちます。

  2. ダンパーの微調整: ドラフトは、ダンパーと併用することで、より細かく窯内の空気の流れを調整することができます。ダンパーで大まかな調整を行い、ドラフトで微調整を行うことで、理想的な焼成環境を作り出すことができます。

  3. 窯の温度上昇速度の調整: ドラフトを開けることで、窯内の空気の出入りがスムーズになり、窯の温度上昇速度を調整することができます。


ドラフトの操作

ドラフトの操作は、焼成する作品の種類や窯の構造によって異なりますが、一般的には以下の点に注意して操作します。

  • 焼成初期: 窯内の温度が低い間は、ドラフトを閉じて、窯内の温度上昇を促します。
  • 焼成中期: 窯の温度が上昇するにつれて、ドラフトを徐々に開けていきます。
  • 焼成後期: 最高温度に達したら、ドラフトを調整して、温度を一定に保ちます。
  • 冷却時: 冷却時は、ドラフトを閉じて、窯内の温度が急激に下がるのを防ぎます。


ダンパーとドラフトの違い


ダンパーは、煙突の開口部を板状の蓋で塞ぐことで排気量を調整するのに対し、ドラフトは、煙突の途中に穴を開けることで排気量を調整します。ダンパーは、排気量を大きく調整するのに適しており、ドラフトは、排気量を微調整するのに適しています。


注意点

  • ドラフトの操作は、窯の取扱説明書をよく読んでから行ってください。
  • ドラフトの開閉具合によって、焼成結果が大きく左右されることがあります。
  • 焼成中は、常に窯の温度や状態を観察し、必要に応じてドラフトを調整してください。


ドラフトは、ダンパーと並んで、陶芸窯の焼成において、非常に重要な役割を果たしています。ドラフトを適切に操作することで、より良い作品を制作することができます。





…とのことですが。

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これで焚けるかな?
でも5年後が楽しみ笑。

posted by inoueseiji at 07:33 | イノウエセイジの頭の中

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