お水が冷たいと道具をつかって米を研いでいたことはヨメには内緒のイノウエです。
器を購入したらいまだに「米の研ぎ汁で」という注意書きがあると複数の方から伺いましたし、わたしもフェアなどで購入した器のしおりに書いてあったことがあります。
動画の冒頭でも発言しておりますが、わたし個人は雑菌のエサを仕込むようでイヤです。
反論する方は沸騰させるから問題ないというのかもしれませんが、それでもイヤ。
イヤなものは嫌なんです。
そもそも面倒くさい。
1200℃オーバーで焼成しているものが沸騰ぐらいでどうにもなるかいな、と思います。
もちろんワタシもコーヒー注いだら茶色い汗をかくようなカップを作ったことがあります。
もちろんワタシもコーヒー注いだら茶色い汗をかくようなカップを作ったことがあります。
敷物を濡らすような花器をつくったこともあります。
炒めた油が染み込んだ跡が消えないようなお皿を作ったこともあります。
炒めた油が染み込んだ跡が消えないようなお皿を作ったこともあります。
でもね。
撥水剤に逃げてはイケないわけですね。
安直に。
特に食器はね。
器が悪いのに溶剤でどうにかしようという発想をする人は少ないと思います。
特に食器はね。
器が悪いのに溶剤でどうにかしようという発想をする人は少ないと思います。
あくまでも撥水剤などは保険として使用するものだと思います。まぁ花器は別かもしれません。
これまでわたしが認識した「米の研ぎ汁で煮てください」とか、そういう注意書きをしおりに書いている方々はみなさんプロでした。プロとしての意識から、その製品のクレーム対策として書いているということは理解しております。
ただね。
昭和じゃないんだから、プロの方からそれを是正してお客様を安心させていかないとイケないのではないかな、とオジサンは思うのであります。
もう昭和じゃございません。
ただね。
昭和じゃないんだから、プロの方からそれを是正してお客様を安心させていかないとイケないのではないかな、とオジサンは思うのであります。
もう昭和じゃございません。
令和でござんすよ、旦那。
米の研ぎ汁なんてどの家庭でもある時代ではなくなったのです。
無洗米を使用している人もいるでしょう。
そもそもおコメを食べない外国の方も購入するでしょう。
米の研ぎ汁なんてどの家庭でもある時代ではなくなったのです。
無洗米を使用している人もいるでしょう。
そもそもおコメを食べない外国の方も購入するでしょう。
炭水化物ダイエットしている人はどうすればいいのでしょうか。
大昔の土鍋なんかはかなり粗い土で焼成温度も低くしていたはずです。
ペタライトなんてジンバブエから輸入されていなかったでしょうから。
米の研ぎ汁やお粥を最初に炊け、なんてのは、そんな時代のおばあちゃんの知恵袋的なことです。
だから製品のテストをすることです。
そして釉薬と土の相性や調整をしっかりとしましょう。
もう一度言うけど、食器なら特に。
陶器なら必ず釉薬に貫入は入ります。
ただそこに汚れが入るか入らないかは土と釉薬との相性できまる部分もあります。
こんなときにゼーゲル式なんかも使えるかもしれません。
焼成も関係します。
焼成時の最高温度や窯出しの温度も影響すると思います。ゆっくりと昇温させることや熱いうちに蓋開けるなといつも申し上げております。
大昔の土鍋なんかはかなり粗い土で焼成温度も低くしていたはずです。
ペタライトなんてジンバブエから輸入されていなかったでしょうから。
米の研ぎ汁やお粥を最初に炊け、なんてのは、そんな時代のおばあちゃんの知恵袋的なことです。
だから製品のテストをすることです。
そして釉薬と土の相性や調整をしっかりとしましょう。
もう一度言うけど、食器なら特に。
陶器なら必ず釉薬に貫入は入ります。
ただそこに汚れが入るか入らないかは土と釉薬との相性できまる部分もあります。
こんなときにゼーゲル式なんかも使えるかもしれません。
焼成も関係します。
焼成時の最高温度や窯出しの温度も影響すると思います。ゆっくりと昇温させることや熱いうちに蓋開けるなといつも申し上げております。
新しい器は水だけで洗って、水を吸い込ませてから使い始めとすると良いと思います。
そして町中華屋の厨房みたいにいつまでも洗い物を放置するんじゃなくて、食べ終わって一服したらすぐに洗って乾燥させましょう。手作りであろうとも、しっかりと作られた器ならそれでいいはずです。
そして作家なら自分が作った器を自分の生活の中でもしつこく使っていくことです。
そして作家なら自分が作った器を自分の生活の中でもしつこく使っていくことです。
そうしてようやく人からお金を取る器ができるのだとわたし個人は思います。
量産品をバカにしてはいけません。
ここまで書いた様々なことを全クリしている製品なのです。
100円ショップにあるものでさえです。
100円ショップにあるものでさえです。
量産の器の世界の人は「米の研ぎ汁で」なんて言わないと思います。
それとも。
そう言わざるをえない時代なのかねぇ。
◆追記:過去記事をリンクしておきます。
水漏れ防止剤について