陶芸をする人間が避けて通れないのが、土練りです。
最近、生涯学習センターの陶芸講座に、新規の受講生が数人入ってきて、土練りを教えています。荒練り、菊練りを順序よく教えていかなければいけません。手首を痛めたりしないように気をつけたり、変なクセがつかないように目を光らせています。
数年前から人に教えるようになって、いろいろな陶芸の技法書を見るようになりました。多分、図書館のものは全て目を通したと思います。技法書以外にも雑誌が数誌ありますし、陶芸に関する本は一昔前に比べると、本当にたくさん出版されています。
しかし、土練りにについて、「この本をみれば、誰でもできるようになる。」などという本はありません。その代わり、土練りがいかに大切か、ということを説いている本はたくさんあります。
雑誌や初歩の技法書などは、なんとか分解写真と解説文で説明しようとしているのですが、あまり当てになりません。つたえようという努力は感じますが、技術を言葉に落とせていない感じがします。
技術を、言葉で相手にわかるように説明する。
これは、本当に難しい。
そもそも、できる人は言葉で説明できないものです。
自転車競技を趣味でしていますが、技を説明するときに、「ビュッときて、ガッという感じ。」みたいな説明をする人のほうが圧倒的に多いです。しかし、上級者のなかにはやはり、「ここにフロントタイアの軸がきた時に・・・・」などと、理路整然と説明する人がいます。
土練りです。
これは、そんなにカッコイイ技術でもありませんし、どちらかというと弟子でもできたらやらせたい部類の仕事になります。これをいかに説明するか・・・・。
う〜ん。
つづく、にします。
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ところが、陶芸家の工房にお邪魔して30分ほど教えて頂いただけで「なるほどー」と理解できました。(まだきれいな菊にはなりませんが)
菊練りを言葉で伝えるのは不可能に近いかもしれませんね。
今、電気窯を自作しています。何かアドバイスをいただけたら幸いです。
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。電気窯の自作、すばらしいですね。
わたしが作った電気炉は、テスト用の小さなものです。お恥ずかしい。
電気炉、温度計とパソコンを繋ぐのも夢見る光景なのですが、電気回路など全くわかりません。
なにかヒントになるサイトや本を是非ブログなどで教えてください。
陶芸なんて電気などが不得意な人が多いと思いますから。
まぁ難しい電気回路は専門家に任せてくださいな。
しかし窯つくりは蓄熱、断熱、放熱のバランスが難しいとつくづく感じています。