2017年01月05日

窯の話がしたいけれど、釉薬の動画が一番人気です。

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2016年10月06日

受講生の菊練り

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2016年08月09日

陶芸窯の選び方を知っているのか

オートバイに乗らなくなってからのわたしの趣味は自転車です。マウンテンバイク、トライアル、BMXにママチャリや小径車などさまざまな自転車に乗ってきて、いまはロードバイク(厳密にはシクロクロスです)に乗っています。競輪選手がのっているような早いヤツです。


スーパーに買い物に行く人が乗るのはママチャリで、早く走りたい人はロードバイクに乗るでしょう。それぐらいの違いは子供でもわかります。その値段も1〜3万円と15万円以上と、大きな開きがあります。


あなたが自転車でなにかをしようとしたとき、どんな自転車を選べばいいか、これまでの経験で判断できるはずです。買い物にしか使用しない人がロードバイクを 買ってしまうなんてことはないでしょうし、そのうちレースに出てみたいと考える人がママチャリを選ぶこともないはずです。


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それでは自分のやきものの仕事にどんな窯が向いているのか、理解している人はどれぐらいいるのでしょうか。残念ながらそう多くはいないでしょう。やきものを学ぶまで窯を見ることもなかったでしょうし、自転車ほどたくさんの種類を知っているわけではないでしょうから。


たとえば同じ大きさの電気窯で、30万円と50万円の二つがあったとしたら、そのどこがどう違うのか指摘できる人はどれほどいるでしょうか。


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最近流行の自転車、ロードバイクについては、ネットに情報があふれています。変速機のグレードによって性能と値段が大きくことなること、フレームがアルミか カーボンかで走りに違いがでてくること、タイヤを変えれば異なるシチュエーションに対応できること、パンク修理の方法、カスタムの仕方、購入する際の選び方、台湾製よりイタリア製のほうがはったりがきくこと、などなど、本当に多くの情報が手に入ります。


それでは、陶芸窯についても自転車と同じように、あふれるほどの情報がネットに存在しているでしょうか。ご存知の通り、答えは否です。


残念ながらネットで「窯 焚き方」と検索しても、自分ひとりで窯焚きができるような情報がヒットしない。これが現状です。


これまで何度も陶芸ブームがありました。そのたびに多くの陶芸家が生まれて窯を築いてきたはずです。また、たくさんの築炉メーカーも生まれ、それら企業が切磋琢磨するなかで、陶芸窯は大きく進歩してきました。


ただ、だれも発信していない。あまり教えられてもいない。その証拠に大学で陶芸を専攻した方に窯についての説明をすると、そんなこと初めて知りましたと喜ば れることがとても多いのです。ためしにどこかの大学の陶芸専攻のカリキュラムをネットでチェックしてみてください。焼成についてどれだけ教えられていないかがわかり、愕然とするでしょう。


またアマチュアの方々は、粘土細工講師や陶芸家のなりそこないたちがばらまいてきた根拠のない風説に惑わされて、なかなか購入に踏み切れないでいることが多いようです。


大きな決心をして窯を購入された方でも、窯に関する知識がないために苦労されていることがよくあります。また、本来はロードバイクを購入するべき人がママ チャリを購入してレースに挑戦しようとしていることもあります。ブリジストンやミヤタといったメジャーなメーカーだから大丈夫と思われるかもしれません が、どちらのメーカーもママチャリからロードバイクまで製造しているので、注意が必要です。


かつてこんなことがありました。アマチュア作陶 家としてやきものを楽しんでいる方でしたが、あることをきっかけにうまく焚けなくなってしまったので窯を見てほしい、という相談でした。会社経営に成功さ れ、やきもの三昧の生活と趣味の車のために一等地に広大な家を建てた方でした。ヨーロッパ各国の高級車が何台もあり、成功した芸術家のモダンなアトリエと いう雰囲気の仕事場。しかし窯場にあったのは、その場に似つかわしくない「ママチャリ」の窯でした。たしかにメーカーはよく耳にするところのものです。本 人もそれが理由で選んだということでした。残念ながらメーカーの営業マンは対応できずに土下座して逃げており、わたしに話がきたというわけです。


わたしはその窯場で、なんとも言えない気持ちになりました。車に何千何億と払える人の窯としては、あまりにも貧相でした。また設置の状況、煙突の取り付け方などから、メーカーの営業や工事者が窯焚きできない人間であるのは一目瞭然でした。


このことから言えるのは一つです。自分で努力して知ろうとしなければ、決していい窯に出会うことはないということです。カタログが立派なことや全国展開していることが、まったく製品の良さに比例していない業界です。


例えば自動車は、たくさんの法律に守られて、メーカーもテストドライバーなどによる試験をくりかえしています。しかし陶芸窯の世界にそんなシステムはありません。黙々と いい窯を造っているところが大企業とは限りません。事実多くの築炉メーカーが産地密着の中小企業です。車と違い、窯が焚けない人もたくさん製造や営業にか かわっています。もちろん、窯を焚ける人が設計をしていますが、あくまでその人のポリシーで窯を造っているだけで、最低ラインの基準が存在するわけではな いのです。


アマチュアにはこれでいいだろう、壊れれば修理させればいいさ、そんな声が聞こえてきそうなものもあります。何十年も仕様変更されない窯をカタログに乗せつづけているメーカーもあります。逆に顧客の現場をまわり、細かな改良を黙々とつづけているメーカーもあります。



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2016年04月12日

平成28年度 木曜やきもの講座 



ま どかぴあ生涯学習センターでは、これからやきものを始める方々への基礎講座として、この木曜やきもの講座を開講いたします。工作室には、そのための設備が すべて整っています。はじめに申し上げておきますが、ここはいわゆるカルチャーセンターではありません。みなさんはお客様ではなく、受講生、つまり生徒で す。週に一度の学校に通っているという認識でこの一年間、一緒に楽しく学んでいきましょう。


●はじめに

「陶芸」や「陶芸家」という言葉ができてから、実はまだ百年もたっていません。これらの言葉は現在では当たり前に使用されていますが、とても新しい言葉なのです。

みなさんは「陶芸」と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。わたしは長くこの世界にかかわっていますが、これほど定義があやふやな言葉もない気がしています。

そ れでは「陶」という文字はどうでしょうか。これは「やきもの」という意味があります。「陶工」という言葉はかなり古くからありますし、「陶器」「陶土」な どの言葉もみなさんご存知でしょう。この講座名に陶芸という文字を使用していない理由は、みなさんにイメージが人によって異なる「陶芸」ではなく、土を焼 いてものを作る、「やきもの」を意識してほしいと願っているからです。

言葉は少し厳しいですが、みなさんがなんとなく イメージしたり、テレビなどで見聞きする陶芸教室というものは、実はただの粘土細工教室に過ぎないことがほとんどです。焼成の工程にかかわれないのなら ば、粘土で形を作ることがいくら上手になっても、それはやきものを身につけたということにはならないからです。しかし残念ながら、このことに疑問を持つ生 徒や講師に出会ったことがあまりありません。

これは巷の陶芸教室だけの問題ではありません。多くの教育者、教育機関、 大学の陶芸専攻の授業でも、その生徒や受講生に、まともに焼成のことを理解させているところはほとんどありません。それどころか焼成専門の助手がいたり、 講師が窯焚きしたりして、生徒がまったく焼成にかかわれないところが多いのです。

また、学ぶ人のほとんども、目先の技 術的なこと、主に電動ロクロなどに興味を奪われて、それを追求することが陶芸の勉強であると勘違いしてしまいます。少し器用な人なら一年ほど、普通の人で も二、三年もすればある程度ロクロができるようになります。そうなると確かに面白いのです。わたしも焼成実習のまったくない訓練校で、黙々と電動ロクロの 技術を磨いていた時には、自分は今まさにやきものの勉強をしているんだ、と勘違いしながら、とても充実した日々を過ごしていました。

そ のため、多くの人が独立を意識してはじめて、一人では窯が焚けないということにく気がつきます。陶芸を勉強したはずなのに窯が焚けないという事実。それは 同時に、釉薬のことや土のこと、そして焼成を支える窯のことを理解していないということでもあるのです。つまり、前述した教育機関の多くも、残念ながら粘 土細工学校に成り下がっているということです。これははっきりいって教育者の問題です。

本来、陶芸教育は焼成を抜きにしては考えられません。「やきものを作る」ということは、粘土鉱物を高温で焼結させるという工程が絶対条件として必要です。そしてそのことを理解し、実践できなければ、どれだけロクロが上手くなろうと何の意味もありません。

わかりやすく料理にたとえるなら、キャベツの千切りだけがいくら上手になっても、それは料理が上手になったとはいいません。また本や知識の上でレシピをいく らおぼえても、料理というものの根幹を理解しているとはいえないでしょう。大切なのは下手でもいいから、温かい料理を作る努力をすることです。それができ るようになってから、必要に応じて各工程の技術を磨いていけばいいのです。

料理もそのほとんどは「加熱する」という工 程があります。それを理解する一番の近道は、実際に手を動かして、料理を作って食べてみるということです。やきものならば、作って焼いて使ってみるという ことになります。これを繰り返すことのみが、あなたの作陶レベルを引き上げてくれる唯一の方法です。

下手な作品を窯に 入れたくない、自分はまだまだ、などと思ってはいけません。確かに、はじめは失敗作をたくさん作ってしまうでしょう。しかし、それでいいのです。すべての 答えは窯で焼くことでしか得られません。自分がやっていることが正しいのか間違っているのかは、焼成を通してしかわからないのです。

た とえば、常識では間違っているというやり方をしたとしても、それがきちんと焼き上がって、その後もそれを再現できるのならば、その方法は正しいと判断して かまいません。また逆に正しいと思い込んでひたすら努力をつづけ、自分も納得できて、ようやく窯に入れてみたら、その後何度も同じ失敗をしてしまうという こともあるのです。


●世間一般に言われていることを信じない

実 は「陶芸」という言葉ができたのは、一人の陶芸家がつくりだしたからだといわれています。それまでの多くの陶工は主に分業で仕事をし、自分のかかわる仕事 についてしか熟練していませんでした。これは今でも大規模な製陶の現場ではあまり変化がありません。ピラミッド構造の分業制度なのです。

また原料などを供給する側も当然、それぞれの分野に分かれています。製土、築炉、釉薬、絵具などです。これをなるべく一人で行うように腐心したのが初期の陶 芸家です。それはこれまでの窯元というシステムが行っていた製造工程を、一人の人間が行うようになった、ということです。そうすることによって個人作家と しての価値を高めようとしました。量産ではなく、個人の作品制作にシフトしていったのです。

また、薪の窯しかなかった やきものの世界に、さまざまな燃料の窯が開発されていきます。石炭、重油、灯油、ガス、電気などです。レンガなどの耐火物の品質も飛躍的に向上し、また新 しい断熱材なども開発され、いままでになかったような技術革新がおこったのも、この百年未満のことなのです。ほかにも原料の質が向上したり、輸入原料が使 われるようになったり、新たな技法や絵具が開発されたり、ほかの産業と同じようにやきものの世界もすさまじい勢いで進化していきました。

もしかしたら、多くの人が抱く陶芸とはこういうもの、というイメージはもう時代錯誤かもしれません。もちろんそのイメージを守ろうとする個人作家や窯元も多数存在します。それはそのほうが売るためにプラスに働くと考えるからです。必要な演出という部分もあるでしょう。

しかし、やきものを学ぼうとする人がそういうイメージにとらわれることは危険です。みなさんがあるイメージをもっているということは、そうなるように働きかけ、それを支持した人々がいるからです。電動ロクロよりも、手ロクロや蹴ロクロのほうが良いものができる、大きな窯でないとだめだ、電気炉なんてつまらな い、薪の窯でなければ良いものはできない、そもそも素人にそこまで教える必要などどこにある、などと、わたしも多くの人に散々言われてきました。

一応反論しておきますと、紀元前はいざ知らず、現在作られている手ロクロも蹴ロクロも、回転する軸の部分には精度の高い工業製品のベアリングが使用されてい ます。小さな窯で油滴天目を再現した研究者も過去に存在し、窯の大小はガス窯や電気窯などではそこまで重要ではありません。そういうことを口にするのは無知をさらけ出しているようで、滑稽ですらあります。ガス窯で人間国宝になった作家も存在しますし、薪の窯といっても所詮工業製品の耐火レンガで造られてい るものがほとんどで、設計も施工も自分で行える作家は一握りしかいません。素人に教える云々の話においては前述のとおり、高い授業料をとっても教え切れていない教育機関が多いのは残念ですが、わたしにそれを言ったキャリア三十年の人もわたしが指摘するまで、窯焚きについての間違いを繰り返していました。陶芸の世界の人々の多くは過去の口伝や根拠のない漠然としたイメージで物事を断言することが案外と多いのです。

陶芸を勉 強しているというと、周囲の人はその人の知っている範囲で様々なことを言ってきます。ですがそれに影響されないようにしてください。過去のわたしもそうで したが、自分の土や窯でのみ通じる事実と、普遍的な真実、科学的な正確さを混同している人は思っている以上に多いものです。迷ったら講師であるわたしに質問し、なによりも自分が焼いたものに答えをさがすようにしてください。他人の無責任な言葉にぶれないように気を付けてください。書籍や技法書も、すべてが 正しいわけではないということを知ってください。


●量産の技術と作品作りに必要な技術

みなさんがこれまでの人生で目にしてきた、やきものの技法や窯元の仕事などは、ほとんど量産のためのものです。プロがそうしていたからといって、あなたが同じことをする必要はありません。

ロクロにたくさんの粘土をのせて人より早い回転で回しても、なにも偉くありません。よくプロが修業時代に一日千個の湯呑を挽いたなどと伝説のように語られる ことがあります。しかし見方をかえれば、それは哀しく貧しい労働の時代だったとも言えるのです。

魚河岸でアジをひたすら開きにする仕事や、工場で延々とネ ジを締めるだけの仕事がありますが、それとなにもかわりません。技術をおぼえるために反復練習が必要な時期はありますが、だからといって数やスピードを競 う必要はみなさんにはありません。はっきり言って百害あって一利なしです。是非とも考えながら丁寧な仕事をするようにしてください。

脅かすわけではありませんが、電動ロクロの実習で手首を傷めて挫折していく人は多く、わたしの同期にもいました。瀬戸の訓練校時代、二十代半ばだったわたしも、左手首にガングリオンという関節の腫瘍ができてしまい、つらい思いをしたことがあります。幸いわたしは治りましたが、ある年齢を超えてから手仕事の訓 練をすると体を傷めることはよくあることなのです。決して「無駄な」無理をしないようにしてください。


●この一年の目標

この講座で、あなたが目指すべきことは、実にシンプルです。それはロクロだけ上手くなったり、絵付けだけに特化することではありません。一人で全工程を把握し、自分のやきものを作れるようになることです。やきものの最終段階である焼成から逆算して、そこへむかって形作りや釉薬掛けなどを行えるようになることです。

やきもの作りで最初に到達すべきレベルは、通信簿のオール2というレベルです。ある教科だけ5や4をとってもほかが1では何もできないのです。

やきものを作るには様々な工程があり、それぞれにおぼえることがあります。そして時間は限られています。ですからきちんとノートをとるようにしてください。 最初の一年で一番大切な道具は、ロクロなどではなく、筆記用具とノートだと思っていただいて間違いありません。なにも頭にすべて記憶する必要はありませ ん。ノートを見ながら制作していったほうが失敗は少ないものです。

やきものは実は簡単です。そうでなければ一万年以上前から人類が作っているはずがありません。難しくしているのはあなた自身に植え付けられたイメージのせいであり、量産の職人を訓練するような間違ったこれまでの陶芸教育のせいなのです。みなさんは、これから一年をかけてその呪縛を解きつつ、楽しいやきものづくりに目覚めてください。それを支えるために講師と仲間がそばにいます。たくさんの質問を周囲に投げかけてください。こころよく答えてくれる方ばかりです。わたしもみなさんのために全力で質問に答えてい きたいと思います。

これから一年間、よろしくお願いします。




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本年度の最初の講座で配ったプリントです。
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2015年05月16日

新しい棚板を使う前に


結構大事な話なので、ブログにも書いておきます。メルマガの記事から。

実はこれ最近知ったことなんですが、新品の棚板はコーティングが剥離しないように、本焼きから使用することが望ましいようなんです。

新品の棚板には白いコーティング剤が塗ってありますが、バインダーでとりあえずくっついているだけのようで、しっかりと棚板に溶着させるには、1100℃以上で焼かないといけないようです。

ですから、いきなり素焼きで使用するとバインダー成分だけが燃えてしまい、十分な溶着ができないようなんですね。本焼きから使用するか、本焼き温度で空焚きするかしないといけないようです。

こんなこと今まで誰も教えてくれなかったなぁ。まあ自分の窯道具は全部中古だったし。

まあ、これからは新品をおろす時には気をつけましょう。

わたしが講座を持っている生涯学習センターでは、年に何度が新品をおろすのですが、係長に言って、本焼きから使用するようにしていきたいと思います。

棚板はカーボランダムという非常に硬くて、科学的にも安定した物質でできています。大事に使用すればかなり長期間使用できるのですが、不特定多数の人が使用するからか、生涯学習センターの棚板はよく割れるんです。もったいないですね。

決して安いものでもありません。窯道具は焼成に関わる大事な道具ですから、みんなで大切に使用していきたいと思います。

新規で窯を購入された方は、新品の棚板がついてくると思います。窯のあぶりの時に一度空焚きするといいですね。


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2015年05月12日

誇りとか矜持とか・・・


朝から涙がでてしまいました。

陶器:「ギャル文化」導入しデコ備前焼 キラキラ 岡山

毎日新聞 2015年05月12日 09時34分(最終更新 05月12日 10時24分)



なにを考えているのか。

訳がわからん。

他の産地も似たようなものですかね。

本当に情けない。

残念です。

これが日本の陶芸界の現実の一部なんです。

何が伝統工芸なんですかね・・・。考えさせられました。




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2015年05月06日

二人展 無事に終了しました


3日からの二人展昨日無事に終了しました。
たくさんの方のご高覧、お買い上げ、ありがとうございました。

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喜器窯さんにも大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。

また来年も頑張りまーす!


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2015年05月02日

二人展 搬入してきました


明日からの吉田さんとの二人展、搬入してきました。

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展示スペースにはちょっといい作品。

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なかなか素敵な展示スペースでしょ。

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この棚もおしゃれです。

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1000円コーナーもあったりします。

地図などはこちらにあります。


是非ご高覧ください。二人は毎日在席していますよ。




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2015年04月25日

七宝用の電気炉は陶芸窯ではありません


久しぶりにヤフオクを覗いていました。
探していたのはPCパーツですが、いつものように陶芸部門もチェックです。

やっぱり今でもいるんですね。

陶芸窯のように見せかけて、
七宝用の電気炉を売っている奴が。

陶芸と七宝では窯の使い方、設定温度が全く違います。
そもそもヒーター線の種類が違うので、七宝炉で陶芸はできません。

大事なことなのでもう一度言いますが、

七宝炉で陶芸は無理!

だいたい2,3万円で陶芸窯が存在するわけありません。

ダマされないようにご注意、というかもう少しよく調べてくださいね。

それからよくあるのが、

30センチの大きさの皿が焼ける、
20万円ぐらいの中古の電気炉ありませんか?

という問い合わせ。


そんな窯は残念ながら存在しません。

あったらわたしが買います。

ヒーター線が切れた電気炉を売っているのもヤフオクで見たことがあります。
とにかく安くていい窯はありません。

でも、高いけどダメな窯もいっぱいあります。

窯は重要な買い物です。よくお調べになってくださいね。
相談ならいつでものりますよ。

mail@inoueseiji.com




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ふたり陶器市


友人の陶芸家、吉田さんのご好意で今度の連休にふたり陶器市をすることになりました。

筑紫野市の吉田さんのアトリエ兼住居は建築の賞を受賞されたほどの素敵なところ。
その仕事場と展示スペースを開放して開かれるふたり陶器市です。

いつもよりちょっとお安くしたものも展示即売いたします。

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吉田さんの喜器窯はHPはこちら。地図もあります。

お近くの方は是非ご高覧くださいね。駐車場もありますよ。


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2015年04月23日

自分は小さな瀬戸になる


大きな意味でわたしの原点といえるのは、やきものの街、愛知県瀬戸市。この街で大人になったといっても過言ではありません。

実は今、作陶から少し離れているのですが(二人展を連休にしますけど)、とある計画を進めているところです。

それは、わたしの窯の仕事、ふくおか陶芸窯のネット上ではなく、リアルの部分での設備関係のこと。窯を軸に、陶芸に関することならなんでも相談引き受けます、というスタンスで、アトリエの一部に接客できるスペースを確保すべく整理しているところでうす。

残念ながら、陶芸を本当にやろうとする人の受け皿がここ福岡にはあまりありません。九州にはいくつか築炉メーカーが存在するのですが、それらもどうやら作陶の相談や細かな対応には応じていないようです。まあ営業マンの個人差もかなりあるみたいですけどね。

わたしはこれまでも何度がお話してきたように、普通の作家とは全く違った修行をしてきました。築炉メーカーで6年間の窯造りを筆頭に、陶磁器絵具店での仕事、時にはプロの焚き手として薪窯の再現焼成に関わったこともありますし、万博のサテライト会場で体験コーナーのお兄さんもやったことがあります。

もちろん製陶所で働いたこともありますし、フリーで窯の設置などをしてきたこともありました。瀬戸という街には本当にいろいろと教えられました。

それだけではありません。多くのプロフェッショナル達から言葉で、実践で、実に様々なことを学ばせていただきました。たくさんのパスを受け取ったと思っているのです。そのボールを全部自分のところで止めてしまっていいのか。

ずっと悩んでいました。

教える機会を与えられ、それら一部を還元しているからいいのだ、と考えたこともあります。しかし、それには限りがあり、すべてを伝えてきっているわけでもありません。

幸い、わたしの講座は好評で、卒業した人が周辺市町村の陶芸サークルで活躍されています。そうした人からの紹介でまた受講生が新規で入ってくれたり、キャンセル待ちがでるほど講座への申し込みがあったりした状態です。実際今年度は定員オーバーでスタートしている程なのです。

それでもまだ、還元しきっていないと感じています。2008年にふくおか陶芸窯を立ち上げました。広島から鹿児島までたくさんの方に窯を通じて出会うことができたことは本当に嬉しく思っています。

もう来月でわたしは45歳です。自分の使命がだんだんとわかってきた気がしています。やはり自分の中にあるものをどんどんと人に伝えていくことだと思うのです。なんのためにプロフェッショナルを目指したのか。なぜいやいや始めた陶芸講座にどっぷりとハマったのか。

それはわたしには伝える使命があるからだと思うのです。窯造りから始まって絵具店に勤務した奴なんていないでしょう、多分。

アトリエのスペースの3分の1を接客スペースにし、ここに来れば窯からなにからすべて揃い、どんな相談にも乗ってくれる、そんな場所を作りたいと思っています。

兄貴分、諸先輩方、いろいろと相談やお願いをするかと思いますが、どうかよろしくお願い致します。それから友達の看板屋Sちゃん、なるべく安くで作ってね。

有言不実行気味のイノウエ。先にここに書いちゃいました。

みなさんよろしくお願い致します。




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2015年04月21日

陶芸粘土の収縮率


練り込みなどの本が数冊出版されて、いま多少は流行っているようですね。

そこで気になる粘土同士の相性ですが、現在流通している陶芸の粘土ならほとんど気にしなくてもいいのではないでしょうか。
乾燥でキレが出てしまうとか、そういうこともあります。確かに。しかし、それは粘土の収縮率よりも乾燥方法の問題のほうが大きいようです。

単純に考えれば同じところから仕入れた粘土の収縮率はほぼ同じことが多いです。
ちょっと乱暴な見解かも知れませんが、そう思ってだいたい大丈夫です。

それよりも陶芸の仕事で一番重要なのは乾燥方法です。そこさえ間違わなければ、だいたいの技法はいけます。

乾燥方法については過去にも書いているので、右の検索欄から検索してみてくださいね。


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2015年04月03日

どうでもいいパソコンの話


ご無沙汰です。

今日はやきものの話とはちょっと離れた話です。

パソコンの話。

わたしがこのブログや陶芸メルマガを書いているのは、もともと友人が作った自作パソコン。
もう10年近くなりますか。その間に自分でも知識を増やし、改造し、今でも使っています。
もっとも当時のままなのはケースぐらいになってしまいましたが・・・。

いまはCorei5、Windows8.1です。

また最近いろいろといじることがあって、OSをリフレッシュしたりしたんですが、どうも調子が悪い。
HDDを増設する予定もあって、いっそそちらに新しいOSを入れ直したんですが、それでも調子悪い。

本当に原因がわからなくて、さんざん調べたんです。2,3日は仕事も途切れ途切れという感じでした。

だって、パソコンが調子悪いってものすごいストレスですもんね。

で、今日原因がわかりました。とってもシンプルであきれるほどです。


パソコンの電源のコードを、

直接コンセントに繋いだだけ。

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いままでOAタップに繋いでまったく問題ないと思っていたのですが、

これが大間違い。

再起動をくりかえす、ブルースクリーンがでる、そんな人がいましたら、悪いことはいいません、まずは電源を直接コンセントへ!

これだけで劇的に動作が安定したんです。

これでまた陶芸ブログもメルマガも、予定している動画もガンガンやっていくつもりです。
持病のほうも快方にむかっています、パソコンも調子良くなって、いいことばかり!

ああ、電気工事士の資格が泣いているぜ・・・。

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2015年03月18日

メルマガばっかり?


ご無沙汰しています。

最近は体の調子を壊したり、なんやかんやでサボり気味のブログです。

それでもなんとか続けているのが、毎週木曜日に配信しているメルマガ、

陶芸メルマガ! イノウエセイジの頭の中

それから、わたしの講座の雰囲気をふんわりとお伝えしている、

木曜やきもの講座

の二つです。

よかったら登録等よろしくお願いしますね。

いやぁ〜、だんだん春になってきましたね!

これからもよろしくお願い申し上げます。




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2015年01月10日

本年もよろしくお願いします


わたしは今年で帰福10周年の節目を迎えます。
さまざまなことに積極的に挑戦していきたいと考えています。

どうかよろしくお願いします。

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まずは土泥棒からかな?
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2014年12月20日

個展は無事に終了しました


遅れましたが、個展は無事に終了しました。

次への課題、新しい出会いなどいろいろとあった一週間でした。
ご高覧、お買い上げ、誠にありがとうございました。

これからも精進していきたいと思います。


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2014年12月03日

2014年の個展がはじまりました


個展がはじまりました。
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織部の様々なスタイルのフリーカップ。


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楽焼のぐい飲み

今年もたくさんの方に来ていただきたいものです!

井上誠司 作陶展

12月2日〜7日
ギャラリーSEL 11:00〜19:00(最終日17:00)
福岡市中央区新天町南通り


初日はブログとネット講座の受講生の方が山口県から来ていただきました。
Oさん、本当にありがとうございました。思わず嬉し泣きのイノウエです。

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2014年10月01日

木曜やきもの講座のブログをつくりました


木曜やきもの講座


受講生の作品や作業などを紹介していきたいと思います。
やる気のある方ばかりなので、とてもやりがいがあるんですよ。





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2014年09月15日

あなたの気分転換方法は?


土に触ると癒やされる、などと多くの人がいいますが、仕事で触るわたしたちにとってはもはや癒やしではありません。

そんなわたしの気分転換方法は、陶芸の真逆のこと、ある意味デジタルな作業をするのが癒やしになっています。このブログを書くときに、キーボードに触るわけですが、そういう作業が癒やしになるのです。

そんなわたしは今年からカメラを始めまして、これも癒やしになっています。半分仕事に必要だったというのもあるのですが、思い切ってデジタル一眼レフを購入しました。そしたら楽しくなってしまって・・・。

今度は家にあったフィルムカメラを直そうなどとアナログな作業を始める始末。

貧乏暇あり自営業、放っておくと延々とカメラをいじっております。そろそろロクロでもやって癒やされようかしら。ああ完全に逆転です。
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2014年08月16日

釉薬のソロバン、という考え方

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先日メルマガに書いたことですが、改めてこちらに書いてみます。

やきものを勉強する上で、どうしてもさけて通れないのが釉薬の勉強です。普段は買った釉薬を使っていても、陶芸を志すものとして、釉薬の調合ぐらいは出来なければなりません。

でも世の中には、たくさんの優れた釉薬が売られています。それなのに、どうして自分の手でで釉薬を調合する必要があるのでしょうか。

その答えはいくつかあると思いますが、わたしが勉強中に先輩に言われて非常に納得したのが、「釉薬のソロバン」を頭の中に持つ、という考え方です。

残念ながら珠算の経験がないわたしですが、珠算の上級者になると頭の中に強いイメージとしてソロバンを持っているそうです。そして計算が必要なときは、頭の中でそのイメージのソロバンをはじいて、高度な暗算をすることができるのです。

このソロバンのイメージを陶芸の釉薬調合におきかえてみましょう。

何度も何度も、いろいろな釉薬を調合をしていると、人の作品などでも、これはきっとこういう調合であろう、と推理できるようになります。例えばその釉薬の鉄分の量を推理することができたり、ゼーゲル式でこのあたり、と推察することが出来たりするようになるのです。


また、自分で掘ってきたり、作ったりした原料や灰を、どのように作品づくりに活かすか、その具体的なところへ考えがおよぶようにもなります。

わたしの例で恐縮ですが、テレビで陶芸家が仕事をするのを観ていて、その釉薬の大雑把な調合が、理解できたことが一度ならずあります。また、博物館などの収蔵品の釉薬のマチエールを見て、自分の作品のヒントを掴んだこともあります。

すごい人になれば、歴史的な作品や他人の作品でも、「この作品の調合はこれこれこうであろう」と看破されるそうですし、写しとして再現することも可能になるのです。

これらが「釉薬のソロバン」ということなのです。

自分があるものを焼き上げたとします。それに対して、こんなものが出来た、はい、おしまいと思うのか、次はこういう方向へ持って行こう、と釉薬の調合を考えることが出来るのか、その差の大きさはいうまでもないでしょう。

陶芸を勉強する道を選んだあなたは、釉薬を勉強することから逃れることはできません。釉薬を調合するのは、あなたの仕事全般のレベルを上げるためなのです。わからないこともあるでしょう。理解できないこともあるでしょう。でも大丈夫です。

30を過ぎて化学式に取り組んだ男がここにいます。こんなわたしでも数年かけてイメージだけは掴みました。若いあなたならもっと早いですよ。

がんばってください(若くない人もね)。

釉薬の勉強は、読書からでも始められます。芳村俊一さんや大西政太郎先生、津坂和秀先生の本がおすすめです。けっこう絶版になってきているので、買うならネットなどで探してお早めに!


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