与太話の動画を撮ってみれば15分間のイヤミな話になってしまったのでボツにしましたイノウエです。
さてさて。
最近ワタシの動画の投稿が滞っていたのは、意外と忙しくしていたからです。
様々な方がYouTubeで発信されるようになり、その相乗効果でしょうか窯のお問い合わせと注文がちょっぴり増えてきました。
様々なスタイルの作家さんや、陶芸教室の講師の方の動画による発信が、以前よりもあきらかに増えていますし、とても良いことだと考えています。
彼らの技法や作陶方法をYouTubeで視聴している人たちの中に「これだけ公開されているなら、ひとつ窯でも買って家でやってみよう!」と思いはじめた人が出てきたのではないか、というのは友人の予測です。
でも確かにその通りかもしれません。
学校や教室と別に、家に自分専用の小型炉があるのは理想的です。
また自営業でもあるプロの方であれば所得扱いになってしまう国や自治体からの個人事業主向けの給付金もあります。所得扱いなら設備投資に回した方がいいですもんね。また、なかなか学校や教室が再開しなかったということも影響しているのかもしれません。
でもやはり。
やきもの業界を思う様々なプロの方の発信が増えたことによる相乗効果が大きいと思います。それぞれの発信がそれぞれの仕事を応援する形になっていくと理想的ですね。
やきもの業界を思う様々なプロの方の発信が増えたことによる相乗効果が大きいと思います。それぞれの発信がそれぞれの仕事を応援する形になっていくと理想的ですね。
梶田絵具店さんのYouTubeチャンネルもコツコツと動画が増えています。
村上金物店さんもネットショップをいつの間にかオープン。
先日紹介させていただきましたよね。
★陶芸道具むらかみ https://ceramictools.shop/
わたしもお問い合わせには、これを観るといいですよ、と他の方の動画などを紹介することもよくあります。
イイですね、この感じ。
(山が動いたね)
わたしはもう役目を終える時が近づいたのかもしれません(笑)。
(フォースと共にあれ)
というわけで自分へのご褒美にブランド品。
(ハンズマンはレジ袋くれるのさ)
(持ち歩けるモデルにしました)

(現場でおもむろにポケットから出すじぇ)
こういう測定機器はメーカーのヤツを定期的に買い替えるのが正解だと思っています。どんなメーカー品でも誤差はあります。
サンワなどでも1~3%の誤差が電圧の測定でも電流の測定でも生じてしまいます。
(これは電圧の誤差はこの程度あるよ、という意味)
仮にアナタが1250℃±1%という精度で計測できる温度計を使用しているとします。
(これは相当優れた測定器です)
しかし実際に測定した温度は「1237.5℃〜1262.5℃の間のどこか」ということしかわからないのです。違う環境の人のいう温度は、もっとズレている可能性もあります。
そしてみなさんご存知の通り、1200℃以上の世界での25℃の温度差はかなり大きいですよね。ゼーゲルコーンの番数1つ分ぐらいの差です。
ですから、アナログからデジタル温度計に買い替えても誤差はあるし、人の言う温度は全く当てにならないと言うのもこのためです。自分の焼成温度を確定するにはゼーゲルコーンやオルトンコーンを正しく使用しましょう。
う〜ん。
文章でもイヤミったらしいなぁ。
歳だ…。