2019年09月30日

スカーレット始まりました。


実はけっこう朝ドラファンです。
意識はしてませんが、この数年はほとんど見てるんじゃないでしょうか。

今回は信楽を舞台に女性陶芸家をヒロインに話が展開していきます。
実に楽しみです。


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2019年09月26日

道具は作るものだね

いやぁ〜。
この動画観たら幸せになりました。

この方のブログ(HP?)もとても面白いですし、非常に参考になります。


つくばセラミックワークス


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2019年09月25日

やきものが世界を作ってますけど、なにか?

「やきもの」といえば食器を思う人がほとんどでしょう。
「陶芸家」といえばロクロを回しているイメージを思い浮かべるでしょう。

しかし、やきものの先にはこんな世界があります。


材料は全部地球をホジホジして採取します。
完成させるには窯が必要です。



こういう話を身近な子供たちに是非話してあげてくださいね。


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2019年09月23日

窯の事故を起こさないために


わたしはむかしガス炉メーカーに勤めて窯造りをしていましたが、初めて窯場に入った学生の時の気持ちをいまでも覚えています。

ガスで火をガンガン焚いているし、みたこともないガス炉が複数並んでいるし、同期は学生時代に窯場が炎に包まれたという話を面白可笑しくするし。

本当に怖かったです。

怖くなくなるためには、慣れることよりも、正しい知識を持つことが最も重要です。
電気、ガス、液体燃料、本来ならば、それらを取り扱ったり工事したりするのには資格や免許が必要なこともあるのです。

窯場に在庫を山のように積んで、何度もこちらが指摘していたのに火事を起こしたところ、屋根を吹っ飛ばした人、扉をあけるのはよくないですよ、と指導したのを聞いてくれず、扉を開け続けて焙りをし、洗濯物に引火して火事になった人。

すべてプロです。
慣れで行うとこういう危険があります。


このことを記憶していただくために、あえて嫌な言い方をします。

なんでも知っていると思っているのは三流です。
知らないことを知らないと公言できるのがプロです。

思い込みで操作したり修理したりしないようにしてください。



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世界の窯広場はまだまだ続く

取材から一ヶ月以上経過していますが、実はまだまだネタが残っていて編集途中です。
ほかにもいろいろとありますし、たぶん視聴回数は伸びない窯のネタなので、慌てずにアップしたいです。





こうした取材でいかに自分がものを知らないのか、よくわかりました(笑)。
また質問などに快く答えてくださった関係者のみなさまに感謝です。


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2019年08月24日

1250℃にならない?【動画の補足説明】


100Vの電気炉でたくさんの方が「やきもの」に開眼されて(笑)、うれしいご報告をいくつもいただいております。
その中に2例、最高温度に達しないという事例がありました。

それぞれ解決する方向にむかい、無事に焼成されていますが、それについての動画を、お客様の許可をいただいた写真も使って紹介しています。

家庭のコンセントで使用できるのは1500Wまでです。
100X×15A=1500W ということですね。




★以下お客様の変更した焼成プログラムです。



変更点


 ・設置場所 ガレージのコンセントから母屋の外壁のコンセントへ移動させた

 ・プログラムの内容を変更 

  以前 600℃(4h)ー>950℃(6h)−>1245℃(6h)−>1245℃keep(2h)
         
  今回 600℃(4h)−>950℃7h−>1245℃8h−>1245℃keep(2h)


 ・30A−>40Aに変更


以上3点を変更してみました。

経過は、今迄は、ステップ4迄すべて終了した時点で1190℃くらいまでしか上がらなかったが、ステップ3を終わった時点で1220℃迄上昇し、ステップ4(1245keep)終了時1235℃迄上がりました。



★これにより無事にゼーゲルコーンの8番が倒れました。

設定温度を1250℃にすることと、カロリーが1250℃になることはイコールではありません。
それを知るにはゼーゲルコーンや色見のテストピースなどを使用して、把握する必要があります。目的は作品を焼成することで温度計の数値だけではないということですね。

どのような燃料、サイズの窯でも、この同じアプローチと考え方が必要になります。

「温度計の数字」で焚くと釉薬によっては流れ過ぎたり、トラブルになることもあります。





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2019年08月21日

波佐見焼を取材してきました。


わたしは瀬戸で大人になった人間なので、波佐見や有田を詳しく知りませんでした。

吉田さんに「井上さんがどこぞに取材にいっている動画が観たい」と言われて、思いついたのが波佐見のやきもの公園にある、世界の窯広場。

海外のものまで展示している施設はわたしの知る限りココだけ。

順次動画を制作していきます。


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2019年08月12日

真夏日

暑い日が続きます。
お盆休みもスタート。

笑ってましょう。

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2019年07月24日

100V電気炉の可能性

ようやくネットでのふくおか陶芸窯展第一回を発信することができました。
参加表明してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

こうして拝見してみると窯のサイズなんて、なんの関係もないと思わされます。
薪じゃないとダメ、還元焼成じゃないといい雰囲気にならない、大きな窯がいい、全部ホントですがウソでもあります。

電気炉はその人のレベルを如実にあらわしてしまいます。
窯変や灰かぶりは期待できませんし、いつもと違った”良い失敗”もほとんどありません。

だから最初の窯としてお勧めしています。

お問い合わせをお待ちしております。
mail@inoueseiji.com

posted by inoueseiji at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年07月13日

やりたいことと出来ること


先日、もう忘れられたかもしれない手びねり豆皿についての動画をアップしました。


100グラムで100ミリ以上のサイズになるように作りましょうと数値目標をだしたわけですが、出来ましたでしょうか?

その豆皿がどれだけ収縮して、重さがどれだけ変化したのかを確認してみるなんてことも案外と重要だったりします。

そんなこと思いついたこともなかったという方もいらっしゃるかもしれませんね。


この豆皿は今後さらに釉薬のテストピースにしたり、下絵や上絵の練習台になったり、ぐい呑みよりも重宝します。

以前も動画でお話したことがありますが、わたしは過去嫁にぐい呑み禁止令を出されたことがあり(笑)、豆皿を代わりとして作っているとか、いないとか?

手びねりであれば自宅でも可能ですし、訓練や指の感覚を鍛えるのにも役立つと思います。

やりたいことをやるためには、こうした地道な出来ることの幅を広げていくとよいと思います。




手と窯と、ほんのちょっとの知識があればいいんです。


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2019年06月26日

牛ヘラにチャレンジするのだ


村上金物店に行けばとりあえず何か買ってしまうイノウエです。

昔初めてまじまじと吉田さんのロクロを見せてもらった際に、牛ヘラを即買い。
ところがまったく使えずお蔵入りしていましたが、今回引っ張り出して改めて挑戦してみました。

まぁ〜出来ない!
それでも試行錯誤して、改めてもう一度動画を見たら、少し入り口がわかりました。

これからも楽しくロクロを回していきます!



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2019年06月24日

ロクロに憧れて


先日講座の最後に少しだけ時間が余ったので、受講生のみなさんに
「どうして陶芸をやってみようと思ったのか」を聞いてみました。

すると圧倒的に9割以上の人がロクロに憧れてと答えられたので驚きました。

いつもロクロの前に窯を買うのだ!と言っていましたが、たしかにわたしもロクロに憧れて訓練校に行ったと思いますし、1科の男子でロクロを競い合ったのも本当に楽しかった。

地味ネタは伸びないなぁといつも思っていましたが、みなさん憧れの電動ロクロに絡めた発信を改めてしていこうと画策しております。ということで、とりあえず第一弾をアップ。

順次作っていきます。

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2019年06月12日

紹介動画ニューバージョン

K-240Cの紹介動画を改めてアップしました。
よろしくお願いいたします。


現在価格は送料・付属品、税込で
243,000円です。
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2019年06月11日

ラインでの窯焚きサポート


遠方の100X電気炉のお客様。
その方の持ち物ではないですが、ガス窯の焼成をすることに。
かつてわたしが働いていた大沢ガス炉商会製の0.2㎥。
写真を見るとまさにわたしがフレームを作ったものでした。

他にもいろいろと縁がありサポートすることに。

ご要望によりラインで連絡を取り合うことになりました。

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やってみれば非常に便利ですね。
こちらでも焼成グラフをつけながら順調に初めての本焼還元焼成は進みました。
すべての陶芸炉販売者がこの程度できるようになるといいですね。

わたしを鍛えてくださった初代大沢社長も共栄電気炉製作所の牛田社長も、徹夜で付き合ったり遠くまで赴いたり、早朝や深夜でも学生の窯焚きの面倒をみたりしていました。

この感覚、わたしにはあります。

しかしリアルが弱くネットが強いと無理ですよね。
あくまでネットやSNSはリアルの充実のためにあるべきです。







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2019年06月08日

電気炉の可能性


わたしの受講生の最年長のKさん。
現在94歳です。

米寿になったから好きなことをしようと私の講座を受講されてもう6年。
電気炉を造ったのは91歳の時。

今では自分で灰を作り、釉薬を作られています。
また今回は電線の銅から銅ヘゲを作り、緑釉を作りました。

ほとんど織部釉ですね。


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やきものは総合的なものづくりです。

どんなに小さくても自分の窯が必要だと仰っていました。

決してネガティブなことを言われず、未来のお話をするKさん。
すぐに歳のせいにする70代と49歳がいつも反省しています(笑)。




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2019年06月07日

新しい電気炉を導入


知人が運営しているジュエリー関係の学校にこれまで使用していた100V電気炉を譲ったので、あらたにK-2430Cふくおか陶芸窯仕様を導入しました。

K-240Cよりも炉内高さが50ミリ高いです。
価格は付属品付き・制御装置変更・送料込みで264000円です。

100Vでここまでのサイズが可能になるとは学生時代には考えられなかったことです。
便利になったなぁ。

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posted by inoueseiji at 16:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年05月19日

謙虚であることは難しい



いつの間にかわたしも49歳なんて歳になってしまいました。

自分なんてまだまだダメだなぁと思っていましたが、発信する責任はあると思いますし、小さくても努力は続けて、プロとして恥ずかしくないようにいたいものです。

自分の父親や梶田さんが、その年齢の頃はどうだったかなぁなどと思いを巡らせてみたりしています。
わたしよりも若い方に教えていただくこともたくさんありますし、もちろん逆もあります。でも最近は若い方に教わることが多いかもしれません。


大切なのは揺るぎのない自信と謙虚さでしょうか。

とはいえ、分かったつもりになっている自分をよく発見します。
経験年数なんて本当になんの意味もないと思わされています。

ゼーゲル式もそろそろあやしくなってきてますし、化学の素養は中学生レベル、英語も話せませんし、でっかい壺もつくれません。窯にいたっては大沢社長や共栄電気炉製作所のみなさんの足元にも及びません。

それでも確実に出来ること、確認したこと、知っていることはあり、自分の守備範囲はなるべく誤差の無いように把握していきたいと考えています。

受講生のなかには電気炉本体どころか、その制御装置まで組み上げた方もいたりします。
本当に下手なことは言えません(笑)。

知らないことを知って、それを知る努力は続けたい。
そして次の方へのバトンとしたいですね。

ひとつオッサンになってそんなことを考えました。

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吉田さんの色見はわかりやすい!


posted by inoueseiji at 08:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年05月10日

やっぱり乾燥ですね。

太陽がいっぱいで最高の気分だ。




これからの季節にもってこいのノウハウかと思います。
シーサーを作っているところ、博多人形師、津屋崎人形工房にも伝達済みです。

あとはみんなで広めていきましょう!
posted by inoueseiji at 14:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年04月19日

怪しい鑑定団はあてにしないでね

久しぶりに来た友人の無茶な頼み。
しかも動画にしぃよ〜と言われて深夜に撮影です。

結果としては面白かったし、彼もすっかり器への見る目が変わって大事にしていくとのことでした。

posted by inoueseiji at 10:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

2019年03月29日

ヨーダじゃなくてクワイ=ガン・ジンだった!

陶磁器フェア2019に出展されたみなさま、お疲れ様でした。
たくさんの器を見て大いに勉強になり、また刺激を受けました。

買わせていただいた方々、大事に使わせていただきます。

posted by inoueseiji at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | イノウエセイジの頭の中

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