わたしの仕事は、陶芸に関する全般にわたり、つくること、教えること、窯などの製品を販売すること、その焼成指導をすることにまでおよんでいます。
ニッチな仕事ではありますが、それなりにお客さんもついてきて、窯の仕事は順調に伸びているとも思えます。
わたしがこれまでやってきた仕事や、経験したこと、もちろん陶芸の世界だけではなくですが、それらを全て活かせるのは窯の仕事になるのかもしれません。
これまで道路に面した自宅の敷地で、窯の修理や溶接などをやっていて、けっこうご近所からは怪訝な目で見られていたようで(笑)、それではいけないと、家族会議の結果、窯の仕事の、ふくおか陶芸窯の看板を出そうということになりました。
わたしの家の前はバス通りでもあり、交通量も多いのですが、看板を出しておかないと、溶接していたりしても、いったい何をやっているのかわからないのは当然でしょう。
訓練校の時代から、人のやらないことを、と進んできました。その結果が、いまの自分の仕事の状態だと思います。つくることも好きですが、窯の仕事も好きです。さまざまな場所に赴いて、窯を設置し、使ってくださる人の不安や心配を取り除いていくのが、とても好きなんです。
結局はものづくりをする人間はそういう喜びで動いているのでしょうから、これを読んで下さっているあなたも、同じような気持ちをお持ちだと思います。
これまで、屋号の小さな陶器の看板は外に置いていましたが、今度は本当に会社のように看板を出すのです。実際には1年以上悩みました。しかし、これでよかったと思います。
幸い、友人がそういう仕事もしているので、相談しながらデザインなどを決めていこうと考えています。いざ看板を立てるとなると、どういう色がいいのか、書体はどうするのかなど、考えることだらけで、街を歩いても看板ばかりに目が行ってしまいます。。
看板の設置は、まだまだこれからのことなので、一月二月かかるかと思いますが、また完成したらふくおか陶芸窯のHPで紹介したいと思います。
posted by inoueseiji at 21:59
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