最近多いのは、いや数年前から増えてきたのは、まだ存在している会社や業者の対応に不安や不満を感じてわたしに問い合わせをしてくださるお客様です。あざっす。
とはいえ、声を大にして言いたいのは、そうしたお客様は、ちゃんとその業者なりメーカー?なりに仁義は通しているということだ。
購入したところだから、いつもお世話になっているから、わかってナイのはわかっているけど他所に持っていくのは筋が違うから、家族の紹介だから、先輩の紹介だから、などという理由だ。
「呉のヒロノさん」じゃなくてもそれは常識でしょう。そうして筋を通しても、いつまで経っても見積書がこないとか、いい加減な返事をしてくるとか、資格も経験もないのに工事するとか、素人目にもコイツまじで?みたいなことがあるからわたしに話がくるのだろう。
「呉のヒロノさん」じゃなくてもそれは常識でしょう。そうして筋を通しても、いつまで経っても見積書がこないとか、いい加減な返事をしてくるとか、資格も経験もないのに工事するとか、素人目にもコイツまじで?みたいなことがあるからわたしに話がくるのだろう。
トヨタに乗っている人にどんなことがあったら元ニッサンのカルロスに相談するのでしょうか?そう考えれば、けっこうエグい状況というのがわかるというものじゃないかな。もちろん、わたしにだって同様に数件の逆の例はあったし、今もどこかであっているかもしれないけども。
だとしても、少なくともわたしとカルロスは無資格ではないし、未経験でもありませんので、仕方ないかということになるけれども、なんの経験がない人が現場確認にきて以前とは違う話をしてお客様を不安にするというのはいただけない。そもそも2,3年の経験で現場確認や見積りが出来るわけもないだろうに。
またアチコチの窯業関係の業者さんで経営者が世代交代したり事業継承したりしているというのも事実だ(どこがというのは今回は伏せておこう)。
それはそれで結構なことだし、さもしい根性で事業継承の補助金でもなんでももらってればいいとは思うけれども、親族だからとか、オツムがいいからとかで陶芸窯の業界に参入されてもわけのわからんことになるだけでしょう(なってるぜ笑)。
営業所を閉鎖したり、リストラしたり、それはそれで結構ですが、そもそもトップが焼成や搬入設置工事の経験がナイならそれこそナイナイセブンティーンじゃなくてNAI・NAI 16ですぜ。車業界だってトヨタの会長もあのカルロスもゴリゴリにレースしてたじゃん?還元焼成してくださいよ。シンリュウや大沢ガス炉商会、共栄電気炉製作所のトップを見習ってくだせぇ、お代官様。
窯をパッと見てその重量や運搬方法を思いつかない人がいくら現場に来てもなんにもならないからね。
陶芸家を目指す方はとっとと焼成を経験して旧態依然とした「修行」みたいなものはぶっ千切ってほしいけれど、それでも究極は経験値がものをいう部分もあると気付いてさらに上達していきますよ。それが設備側の仕事をする我々ならばなおのことです。ましてや焼成も製造も設計も設置工事も経験してないのはダメダ〜メ。
情報は出していきますが、それをもとに経験は自分で積んでいくしかありませんよね。
活動自粛とか勘弁してやぁ〜。
そうそう、田中製陶でお仕事したことあります。
(お兄さんとのことでした)